イグノールと学院に行くと ,
眼の前に立ちはだかったのは
私の人生最大の敵である
エドワルド先生 。
イグノールを盾にして一人で
ビビり散らかしていると ,
「 今度の魔道大祭の
実況 ,任せたからな 」
と言われた 。
私の記憶には無いが ,2週間前に
言われていたらしい (え)
イグノールとは一旦別れ ,教室に
行ってみるとシオンが一人で
座っていたのでちょっかいを
掛けに行ってみた 。
「 やだ怖~い 笑 」
と言ってシオンのほっぺを
突っつく 。学院TOP3に比べると
シオンは怖くない 。
だって不法侵入して来たこと
無いし 。
やけに真剣な顔をしながら私の
手を掴んで 動きを制限してくる
シオン 。
「 真剣だぁ … 」
と ,呑気に思っているとシオン
の耳が赤く染まっていることに
気付いた 。
可愛い上に成績優秀とか何なんだ
よこの男 。私は無能な上に顔面
もそこまで良くないんだぞ !! 泣
この世に爆誕して18年 ,数々の
不幸に見舞われてきたと思う 。
ノリで入った学校に人生最大の
障壁であるエドワルドと出会って
しまったり ,学院TOP3に追いかけ
回されたり 。
不法侵入なんてザラだからな 。
学院TOP3まじで舐めんな 。
舐めたら死ぬ 。
突然 ,澄ました顔して人生の話
を始めたシオン 。
ちょっと怖い 。
乱暴な口調でそう言いながらも ,
私の目に溜まった涙を優しい手付
きで拭って来るシオンを見て
やっぱり思った 。
______と 。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!