時雨日葵 Side
木々は揺れ 、空は澄んでいる 。
黄色の小鳥が心無しかこっちを見つめながら
何かを伝えたそうにしている …… 気がする 。
うん 。気がするだから気の所為 。…… たぶん!
心地よい日差しが廊下を照らす中 、場違いな
ほどに暗めの部屋が1つ 。
階段からちょうど30歩 。其処に存在する部屋が
生徒会室 。
なぜここだけ光が当たってないのか気になるが 、
それよりも気になることがある 。
どうしてぴったり30歩なんだろう 。
なにか意味があるのかな ?
……ううん 、気にしている暇なんてない 。
というか考えても私にはわからない(
私が今やらなければいけないことは 、目の前に
あるんだから 。
お世辞にも滑らかとは言えない 、少しだけ
がたついている扉を丁寧に開けて 、挨拶と
御辞儀をする 。
挨拶と言っても 、職員室に貼られてる紙の通りの
挨拶だから 、簡単に言えばテンプレみたいな
ものだけれど 。
逆光が当たってるわけでもないのに 、?¿さんの
柔らかな微笑みが 、すごく眩しく見える 。
…… あれもしかして私の視力おかしい ??
まるで 、神のような立ち振る舞い 。
私の脳内は 、今の出来事を整理することで
すでに精一杯 。
けれど返事をしないといけないことは確か 。
浮かべられる精一杯の笑みを相手に向ける 。
おそらく引きつった笑みだとは思うが 、
まぁ暗いし見えないでしょう !! たぶん !!
…… え 、あれまってどちら様 …… !?!?
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同時刻 - No Side
2年生組の人たちと別れ 、3人はそれぞれ
自身の教室へと戻るために足を進める 。
ちらりと見えた教室の時計が指していた時刻は 、
昼休みが終わる5分前を示している 。
先程立ち寄っていた2年のフロアから
それぞれ1年 、3年のフロアに行くためには
歩いてだいたい5分はかかる 。
ちなみに早歩きすれば2分 。
まだ聴けてない意見がたくさんあるとはいえ 、
意見が半々にわかれた状態になると 、
話は完全に平行線 、何度話し合っても同じ結果 。
裏を返せば 、一人一人の意見が薬学研究部と
生徒たちの運命を決める 、と言うことになる 。
それほど意見と言うものは大切なものなのだ 。
2人が言葉を交わしているそばで 、彼方は1人
考え事をしている 。
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【 第弐問 】
(3)貴方が思う " 現実 " と、貴方が願う " 理想 " 。
これらを元にして 、「 現実+理想 」について
答えなさい 。
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第弐話 - 3 - 、如何でしたか ?
個人的にはもう少し伽羅サマを登場させたかったと
思ってます 。
第零話から第弐話 - 2 - までについては 、
徐々に投稿していく所存です 。
さて 、今回も伏線などを散りばめております !
皆様の素敵な考察 、楽しみにしております !!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。