side you
私はお父さんに会いに来た。もう依頼を実行する日ま
で1ヶ月を切ったのでその作戦会議だ。
お父さんは私にこう言った。
VOLTACTIONと思わしき人物が侵入したのがわかり次
第私がその場所に行って殺す。以上
………ん?
すらすら出てきた。だったら初めからそう言っておい
て欲しいものだ。大体の問題は解決した。
後はどれくらいで相手を倒せるかだろう。遅すぎたら
奏斗くんに疑われてしまうし、長い間奏斗くんを1人に
しておくと怒られそう。
こんなに名探偵気取って推理する日が来るなんて思っ
ていなかった。だがそれくらい考えないと関係ない人
たちが巻き込まれてしまう可能性があるのだ。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!