第2話

hc × mk *
4,510
2024/02/12 15:00
またまたマクユしてます

⚠︎ ヘチ攻めのマク受けです ⚠︎

途中から視点がぐちゃぐちゃになります。ごめんなさい🥲







hc side



俺の恋人__マクヒョンは、所詮愛されキャラっていうやつだ。ヒョン達から愛され、弟達から慕われ。そんなマクヒョンは凄く好きだけど、やっぱり嫉妬しちゃう。

特にユタヒョン。ユタヒョンはマクヒョンを溺愛してるし、マクヒョンもユタヒョンが大好き。お互いに恋愛感情はないはずなのは分かってるんだけど…見てて良い気持ちはしない。ユタヒョンにかまけて俺の事構ってくれない事もざらだし。


「ねぇユタヒョーーン」

「ん?どした??」

「ユタヒョンさ、マクヒョンとめっちゃくっついてるじゃん?」
「一応俺、恋人なのにユタヒョンの方がくっついてて悲しい…」


マンネの必殺技の上目遣いでユタヒョンに訴えかける。


「んんん…やっぱそうよなぁごめんなぁ…」


??どゆこと??


「俺もそう思ってさ、言ったことあるんよ。カメラ無いとこではちょっと離れないとへチャニが悲しむでって…」
「でもマク、『へチャニのことだから大丈夫大丈夫!!』って気にしてなさそうでさ…構わないと拗ねるんよ、、」

「子供か」


率直なツッコミが先に来てしまう。いや言ってるのは容易に想像出来る。けどそれが俺以外に向けられてるっていうのが嫌なんだよ。


「もう1回言ってみるわ、なんかごめんな」

「いや、こっちこそごめんね、ありがと」



これでちょっとは改善されると良いけど…

そう思っていた自分が甘かった。






「なーんにも変わってないじゃん!!!」

枕をボカスカ殴る。てか前より悪化してないか?

今日だってユタヒョンに抱きついてたし…

なんなんだ、あの人。

こっちの嫉妬も可愛くないものになってきてる。


「でもどうせ、こっちの気持ちなんて知らないんだろうなぁ…」









そんなある日。見てしまった。


「は?」


自分でも驚くほど低い声が出る。


だって、マクヒョンがユタヒョンにキスしていたのだ。

「何やってんの。」

「や、これは、違って…」

慌てた様子のマクヒョンを睨みつける。

「いくらなんでもそれはダメでしょ」

「ご、ごめ…」

マークの手首を引っ掴んで部屋に連行する。

今夜は寝かせないからね、なんてセリフ吐く日がくるとは思わなかった。









それを見ていたジャニが皆に一言。


「あの二人、ヘチャンが上なの知ってた?」


途端、瞑目する者が多数。


「「「お疲れ様、マク」」」






mk side





やらかした。

ヘチャンがこんな怒り方をしているのは初めて見る。



ドサッ



ヘチャンのベッドに突き飛ばされる。


「ヒョンさ、何言ってもわかんないみたいだからさ」
「体に覚え込ませるね」




「ん……んぅ…」

唇に噛みつかれる。

「んっ……ぁ……やぁ…」

舌が割り込んでくる。上顎をなぞられ、舌をじゅる、と絡ませられる。

「ぁ、……へちゃ、……」

息が苦しくなってきて肩をどんどん、と叩いても今日は離してくれない。普段なら離してくれるのに。

「ぁ……んっ……」

酸素が足りなくて顔が真っ赤になる。
苦しいはずなのに、何故かきもちいい。

「……んぁっ……はぁ…」

じゅうっと唾液と舌を一緒に吸われて、口が離される。

こっちははくはくと空気を必死に吸い込んでいるというのに、ヘチャンは俺を押し倒してくる。

「へチャニ、」

やめて…と言おうとして開いた口は、言葉を発する事無く閉じられていった。

光の入らない三白眼。どちらのものか分からない唾液を舌で拭い、ヘチャンが妖艶に笑った。


「ヒョン、かわい」





hc side



怯えた様子で俺を見上げるマクヒョン。

「マクヒョン、かわい」

自分でも知らぬ間に口から零れ落ちていた。

訳が分からないとでもいいたげに目を見開くマクヒョン。その瞳には怯えが見えて、凄く可愛い。


あー、これ癖になりそう。


自分でも知らなかった性癖の蓋を開けたみたいだ。


「ヒョン、服脱いで」

「や……」

「はやく」

有無を言わせぬ口調で急かすと、渋々ながら脱ぎ始めた。



パサッ……パサッ……



いちまい、にまい。

パンツに手をかけたところで、真っ赤に顔を染めたマークがうるうるした目で見上げる。

「おねがい……ゆるして、」
「俺が悪かったから、」

トラみたいだと言われる顔も、今は非力な仔猫みたいだ。口角が上がっていくのを止められない。
否、止めるつもりもないが。

「ヒョン、かわいいね?」

だから、早くして。

何を言っても無駄だと悟ったのか、ゆっくりゆっくり脱ぎ始める。そうした方がもっと恥ずかしいのに。そんなところもかわいいけど。

「今日は何言ってもやめないからね、謝るならあとからにして」

「ひぃっ……」

「今までのツケが回ってきたね?」

楽しそうに言う俺が怖くなったのか、遂にぼろぼろと泣き出してしまった。

頬に伝う涙をぺろっと舐めとる。

「んっ………」

「んふ、かわい」

そう言ってマークの様子などお構い無しにローションのボトルを渡す。

「へ…?」

「自分で解して」



「やったことないよぉ……」


これ以上泣かれると抱くどころじゃなくなりそうだ。

しょうがない、


「わかった、これだけはやってあげる」
「うつぶせになって?」

「うん…」


大人しく寝転がったヒョン。綺麗な肌と締まったお尻。あまりにも扇情的な光景に、頭がくらくらする。

ローションを態と冷たいままで垂らした。

「ひぃっ!?」

体をビクっとさせるヒョン。

「指、いれるよ」

指を一本、ナカに押しこむ。

「んぁっ…!?」


「ぁ゙、〜〜〜ッッ!!」

前立腺を指が掠ると、一層高い声で鳴いた。
その声が更に興奮を唆る。

もう一本指を突っ込んで、ぐちゃぐちゃと掻き乱す。

「…ぁっ、…ゃだッ…そこっ…!!」

嫌がっているのも気にせずにもう一本指を増やす。口では嫌がっていてもナカはぎゅうぎゅう締め付けてくるのが何よりの答えだった。

あ、そうだ。

意地悪な考えがヘチャンの頭に浮かんだ。片手はナカを弄ったまま、クローゼットに手を伸ばす。ネクタイを数本手に取ると、まずは一本マークの目に巻き付けた。


「ひぃッ……なにっ……!?」

突如視界を奪われたマークは怯えて暴れる。当たり前だ、今までこんなことをされた事はなかった。ヘチャンはちょっと意地悪な所もあったけれどマークの意思を完全に無視することなんてしなかった。だけど今日のヘチャンは違う。暴れる両手を掴んでネクタイを巻き付ける。

「へちゃ、な…ぁ゙ッ!?」

指を三本に増やして前立腺を擦ると、暴れていた体の力が抜けた。

「ねぇ、これやだ…取って…」

「でもいつもより締め付けてるけど?」

体は正直だ。怯えの中に混じる興奮。視覚を奪われて敏感になった感覚の中で、恐怖と快感の狭間に溺れていく。そこで、俺だけを求めるようになればいい。俺だけしか、見えなくなればいい。


もう充分かな。指を引き抜く。

「…ぁっ」

くぱぁ、と口を開ける後孔に自分のソレを突き立てようとして…


やめた。


「ねぇ、ちょっと遊ぼうか」

「ぇ?」

「これ〜、って言っても見えないよねぇ」

ヘチャンの手にあるのはショッキングピンクのディルド。



んふ、かわいそ。


「やぁ゙…ッッ♡!?」

心にもない台詞を吐いて一気に突っ込む。

「あれ、イっちゃった??笑」

心ここにあらずの様子のマークをひっくり返すと、シーツに散った白濁。

「これからなんだけどなぁ〜」

ヘチャンがゆっくり抜き差しするディルドは、確実にマークの良い所を刺激している。

「ひゃッ…ぁ゙、そこッ……やだぁ゛♡」

口では嫌々言いながらも、腰はゆらゆらと揺れている。

「何、これ好きなの?」


「ぁ゙ッ~~~~!?♡」

前立腺をごり、と押し潰す様に押し付けてやると、また精液が飛び出す。

これはもうこの辺りでいいかな、と抜いてやると。


「へちゃ、な…」

見えない中で必死に自分を探して抱きついてくるマーク。あれだけ怒っていたはずなのに、やっぱり愛おしくて抱き締め返してしまう。

「ごめん、おれッ…ヘチャナのこと…傷つけたッ…」

ヘチャンにハグされたことへの安心感からなのか、大粒の涙を流しながら必死に言葉を絞り出すマークの頭をそっと撫でて、マークの目と手を覆っていたネクタイをそっと外した。

「ごめんね、俺もやりすぎた…」

もう怒ってないよ、との意を込めて、涙の跡が残る頬にそっと唇を落とす。

「ヘチャナだけだから、好きなのは…」

「俺もヒョンだけだよ」

唇にそっと口付けしてくるマークに応えて、舌を絡ませる。

「...ふッ...はぁ.....」

控えめだったキスはどんどん深くなっていって、収まっていたはずの熱がまたぶり返してくる。

「ヘチャナ...」

「ん?」

足を絡ませて擦り寄ってくるマーク。頬を撫でてやると、気持ちよさそうに喉を鳴らした。

「やっぱり、ヘチャナのがほしい...」


「しんどくないの??」

割と乱暴にしたし、これ以上はやめといた方がいいかなと思っていたけれど、マークが望むなら話は別だ。

「大丈夫だから、はやくちょーだい...」

普段なら絶対に言わないであろう台詞が恥ずかしくて真っ赤に熟れた頬にもう一度口付けを落として、自身を後孔に宛てがう。

「...ふッ...ふぅ.....んぁッ.....」

「キツくない??」

「...んっ.....へーき...」

さっきあれだけいじめたからか、すんなりと受け入れていくナカ。イイ所の周りの肉壁を焦らすように擦ると、さらなる刺激を求めて腰が揺れる。

「...へちゃッ.....そこじゃない.....」

赤ちゃんみたいにイヤイヤと首を振るマークはあまりにも可愛い。


「...おくに...ヘチャナのいっぱいちょうだいッ.....」

嘘、前言撤回。こんな淫乱な赤ちゃんいてたまるか。

「ッ、んぁ゙ッ~~~~ぁ゙ッ♡」

腰を掴んで、奥を一心不乱に突く。


「...ふッ...あ゙~、締め付けやばい」

「ひッ♡...やぁ゙ッ、...ぁッ.....イきそッ♡」

「...ッ...おれも、」

絶頂に向けて、早まる腰の律動。結合部がかき混ぜられて立つ水音でさえも、興奮材料になる。


「...ぁッ、ぁあ゙...ッ、イく~~~~~~~ッ♡♡」

「...やばッ、おれも.....♡」

2人同時に欲を吐き出し、ベッドに倒れ込む。



「ヘチャナ...」

「後片付けやっとくから寝てていいよ、おやすみ」

何かを告げようとしたマークだが、最後まで話さないまま寝息を立て始めた。

その可愛い寝顔にまたキスを落として、ヘチャンはタオルを取りに行った。


おまけ


「ヘチャナ〜、マークどう??」

「今ぐっすり寝てるけど、」

「え、じゃあ俺の寝床ないじゃん」

「あ、、ごめん、ジャニヒョン...」

「しょうがないな、俺のとこくる??」

「テイリヒョーーン泣泣」

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