第4話

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2025/03/02 04:00 更新














紅葉 香織
あ、あの…







  職員室から出ようとしたところで、
  紅葉先生に声をかけられる。




…なんでしょうか





紅葉 香織
恵比寿先生や秦中先生に
何 吹き込んだんですか?





はぁ?






  予想外の質問に思わず タメ口が出てしまう。




紅葉 香織
二人とも、
私の味方になってくれなかった!
紅葉 香織
咲耶先生が何か
吹き込んだんでしょう?






  そうに違いない!と言わんばかりの勢いで
  自分の意見(と願望)を押し付けてくる。




何も吹き込んでないですけど…





紅葉 香織
はぁ?!
絶対そんなことない!!
紅葉 香織
じゃあ なんで二人は
咲耶先生のこと信じたんですか?!






  なるほど。

  この女は 二人が味方になってくれると
  信じきっていたのか。

  秦中は 動物妖怪で 勘が良い らしいし

  恵比寿は 私が“絶対にやっていない証拠”
  を知っている。

  当然 私の味方になるわけで。




日頃の行い ですかね





紅葉 香織
何それ?!
紅葉 香織
日頃の行い なんて
関係ないじゃない!
紅葉 香織
どうして二人は私のこと
信じてくれなかったの?!






  そして 大声で泣き出す 紅葉先生。

  いい歳の大人なのに
  人前でこんな風に泣けるとは。

  まあ もうすぐHRも終わるし
  私は授業準備にでも…

  と、再度 職員室を出ようとした時だった。




神酒 凜太郎
香織先生のこと
何 泣かしとんねん






  私は つくづく間が悪いようで。








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