あなた『今は点差が少ないから、』
『何とも心もとない…』

中島『まぁまぁ！』
『次は三問目だよね！頑張ろう！』

あなた『そうだね！』

芥川『次は何がくるか…』

樋口『どんな問題でも正解して見せます！』

太宰『ﾌﾌｯ』
『良い心構えだね君達！』
『其れでは最終問題！』

中原『最後の問題は此れだ、』
『相手の好きなタイプを答えよ。』
『簡潔にで良いそうだ。』

あなた『そんなプライバシ‐』
『知るわけ無いじゃないですかｯ！？』

中島『あなたちゃんの好きなタイプ…？！』

芥川『…樋口の好きなタイプ…』

樋口『先輩の好きな…、タイプ！！！✨』

あなた（一人とっても嬉しそうだけど…）

あなた『…多分こんな人じゃないですか、？』
『敦くんなら…』

中島『えぇ…？』
『全く想い浮かばないな…』

芥川『…銀から聞いた女のタイプか、』

樋口『先輩は確か…』

太宰『ﾌﾌｯ…』
『其れでは解答をオ‐プン！』

あなた『敦くんのタイプは…』
《優しい人》
『でしたよね…？』

中島『うぅ…御免あなたちゃん、解んなかった。』
《格好いい人？》

芥川『女はこう云う男が好きなのだと、』
『銀から聞いている。』
《心が広く、笑い顔が素敵な男。》

樋口『…解りませんでしたｯ』
『樋口一生の不覚ですｯ！』
《銀みたいな娘。》

太宰『あなたちゃん正解！』
『凄い、敦くんのこと熟知してるねぇ…』
『嫉妬してしまうよ…』
『そして敦くん！』

『残念不正解！』

『正解はあなたちゃんの口からどうぞ!』

あなた『そもそもなんで知ってるんですかｯ！』

太宰『乱歩さんに土下座したんだよね…』
『だいぶ前に！』

あなた『えぇ…』
『まぁ、此処で隠しても無駄ですから…多分。』
『…その、』
『乙女心を解っている殿方はとても魅力的かと。』

太宰『其れもそうだけど、』
『あなたちゃんは物語の様な、』
『甘ぁい恋が大好きだよね！』

あなた『だからなんで知ってるんですか！？』

太宰『甘い恋愛が好きなら私にしたら良いのに。』
『ほら…王子様系だよ？私？？』

あなた『貴方に恋したら碌な事がないです！』

中原『だとよざまぁ！！』

中島（乙女心を解っている男か……頑張ろう！）

中原『其れで…話がずれたが、』
『芥川樋口…手前ら、どっちも不正解だ…』
『芥川は自分の邪魔をしない人で、』
『樋口は…』

『まぁ好きな奴がそのまんまタイプだろ？』

樋口『勿論ですｯ！！』

あなた（…樋口さん、今度恋話しようね！）

太宰『次の項目は、』
『勝負系だから準備運動しておいてね♡』

中原『気をつけとけよ。』

あなた『えｯ…』

中島『其れは一寸…否だいぶ。』

二人（不安だなぁ…）