第21話

亞北ネル#6
659
2024/08/31 12:25 更新
テトは今日例の場所に行く………来る・・らしい。
じゃ、さっそく準備だ。
私は駅の近くの路地裏へ向かった。
本当に小さな扉。
ここは昔、お母さんが占いをしていた場所の裏口。
テトにメールで送った地図ではここを入り口にしている。
私は扉の中へと入った。



亞北ネル
亞北ネル
いつも思うけど………薄暗い廊下だな。
小さい頃からこの裏口は苦手だった。
最奥まで行くとグリーンバッグの部屋。
ここで占いをする。
………だが、今回するのは占いではない。
催眠術メズマライズだ。
亞北ネル
亞北ネル
これで、ミクを助けられれば…!!!
自分がしたことなのに、何が助けるだ。
でも、それでも………。
亞北ネル
亞北ネル
私は助けたい。
せめて亞北ネルとしてじゃなくて、他の“誰か”として。
ミク、この気持ちは本物だよ。
重音テト
重音テト
失礼しまーす。うわ、すげーグリーン!

























私が催眠術師メズマライザーだ。



亞北ネル
ようこそ、夢の館へ。






ミクたちは今、ステージの上。
ちなみにこの世界自体を催眠術で補うのは私には無理だったから、これはVR。
音とかだけ催眠術だ。
時間なくて雑いけど、大丈夫かな〜?
ミクは今のところ戸惑ってそう。
だって、いきなり踊らされて、しかも踊れてるんだもんね。
亞北ネル
………………!!!!!!
ミクが………!!



初音ミク
初音ミク
みなさーーーーん!!!!!!盛り上がっていきましょおおおお!!!!!!



笑ってる…!!!
笑ってくれてるよ!!!!!!
亞北ネル
………良かった………!!!!!!


………帰ったら、しっかり謝ろう。
ショーが終わり、ミクとテトは今控え室に居る。
亞北ネル
失礼します………。


私はそれっぽい口調で話していた。
その時、
重音テト
重音テト
私たち学生で………7時くらいには帰りたいんですけど………。
………そっか、明日も学校か。
亞北ネル
じゃ、次のショーが終わり次第………………。






クラスメイト
『初音さんマジできもいんですけど〜w』






クラスメイト
『初音はああなる運命だよ。私たちは正しい。』






クラスメイト
『やっぱネルちゃんしか勝たん!』






クラスメイト
『ネルみたいな自分を曲げない姿がかっこいいと思う!!』






もし、………私が謝ったら………………。
みんなは私の味方なのだろうか。
夢も曲げて、ミクにしてきたことも曲げて。
こんな中途半端な私に付き添ってくれるのだろうか。
亞北ネル
………『あなたはだんだん眠くなる。』



ただ、現実を見たくなくて、怖かったんだ。
元々続編書く予定とかなかったんで、セリフ若干違います!ご了承ください!!

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