第6話

監禁4日目 
519
2024/05/24 16:03
朝、抱き潰された体が痛む中、目が覚めると相変わらず布面積の少ないネグリジェ、そしてオムツが穿かされていた。

まじか、、、

樹「おはよう、あなた」
「おはよ〜」
樹「朝ごはん食べようね、今日はブルーベリージャムとクリームチーズのベーグルにしたよ」
「わー、おいしそう」
樹「ふふ、ほらこっちに座って食べるよ」
「ん、いただきます」
樹「あなた、あー?」
「ん」
樹「ねぇ、口の周りにクリームチーズついてるから」
「あっ、ちょっとっ!」
樹「なに?」
「舐めないで」
樹「ふふ、ごめんごめん」
「そういえばさ、じゅりくん」
樹「ん?どうしたの?」
「わたし、運動したくて」
樹「運動?夜あんなに動いてんのに?」
「や、その、太ってきたから、、、」
樹「夜だけじゃ足りない?朝もする?」
「死んじゃうよ」
樹「ふふ、まぁ、でも、すぐ意識飛んじゃうから体力はつけてほしいかも。いいよ、用意するね。」
「ありがとう!」
樹「昼間、俺を待ってる間、暇だろうし、、、」
「絵を描くの楽しいけど、前にやってたパン作りがしたいな、、、」
樹「パン作るの趣味だもんね。」
「え?う、うん、でも、キッチンに入っちゃダメなんでしょ?」
樹「うん、だめ」
「だよね、、、」
樹「んー、オーブンで焼くのは俺が帰ってきてからっていうのを守ってくれるならパン作り用のスペース作ってあげるけど、、、」
「へ?!いいの?!」
樹「そんな悲しい顔させたくないし」
「ありがとう、、、」
樹「あんなシンプルすぎる監禁部屋にいたらね、おかしくなっちゃうからね笑笑」
「ねぇ、じゅりくんのお仕事ってお休みあるの?」
樹「あるよ〜」
「ほんと!?うれしい!!」
樹「お出かけはしないよ?」
「うん、じゅりくんといれるのが嬉しいの」
樹「それは俺も嬉しい、、、」
「あ!お休みの日、じゅりくんとお料理したい」
樹「ええ、危ないんじゃない?」
「じゅりくんはいつもご飯用意してくれるけど、作ってるんじゃないの?」
樹「出前だよ〜あ、じゃあさ、料理じゃなくてさ、いっぱいご飯頼んでパーティーしてもいいかも?」
「え、ちょっと楽しそう、、、」
樹「何が食べたいか考えといてよ」
「うん!」
樹「今日は夕方から撮影だから帰ってくるの遅くなるかも。俺が仕事に行く前にお風呂入ろうね〜」
「大変じゃない?1人で入ろうか?」
樹「だめだよ。俺が洗ってあげるの。」
「あ、ありがとう〜」
樹「あなた、おむつ変えて欲しいときは言うんだよ。トイレは失敗しちゃうからね〜オムツ気持ち悪くない?」
「んー、まぁ、大丈夫」

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