ユリアベルに勝った6人は
教会で手当をしながら、ユリアベルに話を聞いていた。
ユリアベルがそういうと、神像の前に座り
手を握る。
そういうと月光がいっそう強くなり、また女神が現れる。5人は身構えるが、先程の戦闘のものよりも優しい面持ちの女神だ。
その女神は時雨の頭上に移動すると
額にキスをして消えていった。
ユリアベルは苦笑した。
そんなユリアベルにアルウェンが話しかける。
そう言いながらパンパンとスカートの
土埃を払うユリアベル。
と、思い出したことがあるようで
「あ、」と声を出した。
と、セラフに殴られた腹を抑えながら
質問するなゆたに、少し不機嫌な顔をしながら
答えるユリアベル。
と、言うユリアベルは立ち奥からほうきを持ってきて
埃をはく。
全員が旅人の仮面を思い出した。
全員がセラフの足元の影に入り去っていく。
と、入れ替わりのように。
ガチャッ
と、滅多に開かない教会の扉が開く。
ユリアベルが扉の方を見ると
刀を持った1人の男が歩いて来ていた。
ユリアベルはまた神像に膝まづき
今度は神像を見ることなく
ただ、膝をつき、項垂れるように
首を露わにする。
刀を持つ男は刀を抜き、ユリアベルの首元に刃を合わせた。
────ザシュッ
𝙉 𝙚 𝙭 𝙩 ↪︎

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。