夢を見ていた_____。
あなた「なんで…生きてんだろ…」
自分はそう考えながら屋上の柵の外側に立っていた
すると…あなたの前に知らない男の子が現れた。
??「なにしてんの」
あなた「?!」
びっくりして落ちそうになるぼくを、その男の子が体を支えてくれた。
屋上なんて人が滅多に来ないから死ぬにはいいだろうなんて考えていたのに_____。
??「あぶな…何してるのか聞いてんのに無視?」
あなた「え、あ…別に何も、してないです。」
ぼくのその回答を聞くないなや、
??「絶対違うだろ」
この世のものとは思えない顔をしてそう言ってきた。
??「とりあえずこっちきなよ」
あなた「あ、はい…」
その男の子は強引にぼくの手を引っ張り、優しい手つきで体を持ち上げて地面に下ろしてくれた。
あなた「ありがとうございます、」
??「ここで何してたの?」
そんな簡単に言えるはずがない…
それをわかっていたかのように、
??「死ねないように俺がキミの居場所になってあげてもいいけど…」
あなた「え…?そこまでされる訳には……」
男の子は真剣な目をしてぼくを見つめて
??「キミは覚えてないかもしれないけど、昔俺が落ち込んでる時キミの言葉で救われたんだ。」
昔……??
??「だからお礼にキミのこと助けたい」
よくわからないけど、この人なら…いいかもしれない。
……!あなた…!」
んん…?
母「あなた…!!起きなさ〜い」
うるさいな……。
あなた「…おはよ。何時……?」
母「おはよう。まだ7時よ」
そう言いながら機嫌良さそうに母は降りていった。
あなた「なんで今更昔のことが夢に………。」
小学校の頃の夢がどうして……出てくるの…?
ううん、深いこと考えてる暇はない!
あなた「よし、頑張ろう。」
あなた「いってきます」
ぼくの青春物語は今、幕を開ける。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!