第2話

2.顔見知り程度の知り合い
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2025/08/30 01:15 更新
深夜、憂鬱な気持ちに蓋をして、会社に向かおうと、玄関のドアを開けると、ちょうど同じように家を出ようとしていたカートさんと鉢合わせした。
あなた
あ、、、おはようございます...?
カート
今午前1時だけど、
あなた
確かに....
K
....
あなた
....
いや、気まずすぎない?


私とカートさんの間に流れる気まずすぎる間。
あなた
もしかして、カートさんも今からお出かけですか、、?
カート
あ、はい。まぁ
K
もしかしてあなたの名字さんもですか?
あなた
私は今から出社です
カート
・・・大変ですね
そう言うと、カートさんは少し憐れんだ眼を私に向けてきた。
その後、なんとか仕事を終わらせ、午後7時くらいに家の前で鍵を開けようとガチャガチャしていると、
今度はもう一人のお隣りさん、マックスさんに遭遇した。
マックス
あれ、あなたの名字さん?
あなた
あ、どうも
マックスさんには申し訳ないが、今は早く帰ってダッシュでシャワーを浴びてすぐにゲームをしたい。

今日はオールだな...
ピコン


あれ?誰か入ってきた
M
あなたのゲーム内でのニックネームちゃん今いるー?
どうやら、Mさんがオンラインになったようだ、

MさんとKさんはシェアハウスをしていると聞いたが、カートさんは今留守なのだろうか
あなた
いますよー。Kさんは今お留守ですか?
M
あいつ今日深夜から仕事だったからさー、今寝てんだよね。
あなた
へー。そうだったんですね
私も、昨日の深夜からずっと起きっぱなしで、欲を言えば寝たいが、今日は前々からMさんと一緒にゲームをしようと約束していた。
M side
カチャカチャとコントローラーを動かす音が部屋に響く。

今日は前々から約束していたあなたのゲーム内でのニックネームちゃんとゲームをする日だ。

カートは生憎、昨日社長に呼び出されてしまって今はその疲れで寝てしまっている。

まあ、すぐに起きてくるだろうが、今はせっかくあなたのゲーム内でのニックネームちゃんと二人っきり。カートが来る前に楽しんでおこう。
.
あ!ごめんなさい。ダウンしちゃいました...
マックス.
大丈夫!すぐ復活させるねー
.
すみません。ありがとうございます!
あなたのゲーム内でのニックネームちゃんは最近知り合ったゲーム友達。最初は誰ともチームを組んでもらえなかった彼女。いいハンデになると思って、カートと一緒にチームを組んで早数週間。

確かに、少し上達速度は遅いが、ちゃんと報告してくれるし、負けても一言も攻めてこない。

勝っても、いつも俺たちに感謝してくれる彼女は、正直俺たちにとってかなりの癒し的存在だった。
マックス.
一回でいいから会ってみたいな~
.
え?何か言いましたか?
マックス.
ううん、なんでもないよー!
何度か彼女に会いたいというのを匂わせてみたが、うまい具合に交わされてしまう。

どうにかして会えないかなー
マックス.
それじゃあ、またねー!
.
はい!今日もありがとうございました!
ピロン











カート
あれ、もう終わっちゃった?
あなたのゲーム内でのニックネームちゃんとのゲームを終わって数十分後、ようやくカートが起きてきた。
マックス.
残念、もう終わりましたー
カート
クソ、起こせよ...
そう言うと、カートはボディに油をさし始めた。
カート
そういえばさ、お隣りに引っ越してきたあなたの名字さんだけど、
カート
あの人、どこで働いてるんだろ、
マックス.
えー?何々カート君あーいうこがタイプ?
俺がそうカートを茶化すと、少し眉間に皺をよせたカートがこちらをちらりと見て言ってきた。
カート
違ぇよ、
カート
昨日午後1時くらいに出社するところ見てさ、
マックス.
えー?午後一時に?
マックス.
その会社めちゃくちゃブラックじゃん
カート
それに、あの声どっかで聞いたことあんだよな...
マックス.
それ俺も思った。
昨日、彼女が挨拶に来た時はどうせ会うこともないと少し冷たくあしらったが、どうやら生活リズムは俺たちと同じ様にくるっているらしい。

まぁ、話すといっても、ただのお隣りさんってだけだし、顔見知り程度の知り合いで終わる関係だろうな。




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