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第6話

3話-1
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2025/12/21 00:18 更新
前回の答えは……

「道枝駿佑」くんでした!!

芸能人、というのはこの物語上でってことです!
勘違いさせてしまっていたら申し訳ないです

3話では、和也くんも登場していきます✨
どんな物語になるのか、ワクワクして貰えると嬉しいです♡
「かずくんのわくわくクッキー作り」


部活中、大吾は思うようにタイムが伸びず悩んでいた。以前はそつなくこなせていたウォーミングアップも今日はなぜか異常にきつく感じた。
西畑 大吾
西畑 大吾
はぁっ、はぁ、っ
陸上部員)西畑、今日不調やなぁ。今日はゆっくり休みぃや
西畑 大吾
西畑 大吾
あ、ありがとう……
西畑 大吾
西畑 大吾
(最近、プリキュアとして戦ってるからか?でも、練習も厳かにしちゃったらあかんし……)
一方、流星はくるると共に河川敷でこっそり「りゅちぇアイ」の練習をしていた。

プリキュアとバレないように、できるだけ静かに穏便に練習を進めている。

いくつか立っている的を狙いながらピースサインで定めて攻撃する。
バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!
くるる
くるる
すごいです、エスポワール~!!✨
5連チャンで的に当てれましたね
キュアエスポワール
キュアエスポワール
ううん、これはくるるも練習に付き合ってくれてくれたお陰。
くるる
くるる
はぁぁぁっ、、くるる嬉しいっくる!
キュアエスポワール
キュアエスポワール
でも、、最近大ちゃんが元気ない気がして。大丈夫かなぁ??
くるる
くるる
うー、ダイゴはプリキュアも部活も両方頑張るから、その分体力の消耗が激しいんだと思います。
きっと寝ても疲れが取れてないっくる……
キュアエスポワール
キュアエスポワール
そっか、、僕たちにできることってないのかなぁ
一方、正午に近づく頃、和也は実家のパン屋「おおはしベーカリー」のロゴが入った自転車を漕いでいた。
大橋和也
大橋和也
おっ、次は角の田中さん家やな〜。
……ん? あれ大ちゃんや
​道の向こうから、肩を落としてフラフラと歩いてくる大吾を見かけ、和也は自転車を漕いで近づき話しかける。
大橋和也
大橋和也
おーい、大ちゃん!  お疲れさん~部活帰りか? 顔色真っ白やで!
西畑 大吾
西畑 大吾
あ、はっすん……。おん、ちょっと自主練しすぎたわぁ……
引きつった笑顔で答える大吾。その手はかすかに震えている。和也は心配そうに見つめる。
大橋和也
大橋和也
(大ちゃん、いつも以上に無理してる気がする)
大橋和也
大橋和也
今日俺ん家でクッキー作らへん?両親も夜までおらんし、パーッとうまいもん作って元気出そうや!
流星くんも誘ってさぁ
​大吾と流星は、リュックの中にくるるを隠して大橋家を訪れた。
西畑 大吾
西畑 大吾
くるる、絶対出ちゃいかんで!ぬいぐるみのフリしとくんやで
くるる
くるる
はーいっくる!
くるるに注意換気を行った後、家のチャイムを鳴らす。すると、いつもの元気で活発な声が聞こえてきた。
大橋和也
大橋和也
あっ!来たきた!!遠慮せず入ってなぁ
西畑 大吾
西畑 大吾
ありがとう、じゃあ入ろっか
大西 流星
大西 流星
うん、お邪魔します
大橋和也
大橋和也
今日は定休日やから、お店の厨房を借りることが出来てん。めいいっぱい楽しもな!
西畑 大吾
西畑 大吾
ありがとう。
大西 流星
大西 流星
い、一生懸命がんばる!
大橋和也
大橋和也
ははっ、肩の力抜きぃや~
西畑 大吾
西畑 大吾
(そういえば流星って、洗濯とか掃除は早かったけど、、料理してる姿は見た事ないなぁ)
キッチンに立つ三人。和也は「みんなで楽しいことをすれば、悩みも話しやすくなるはず」と、手際よく準備を進める。一方、料理に不慣れな流星は生地をこねるのにも四苦八苦。
大西 流星
大西 流星
うわっ、粉が……!ああっ、ベタベタしてまとまらへん……!
その時、リュックから我慢できなくなったくるるが飛び出した!
くるる
くるる
流星様!そんなんじゃダメくる!くるるがお手伝いするでくる!!
​宙を舞い、鮮やかに生地を整えるくるる。それを見た和也は、泡立て器を持ったまま固まった。
大橋和也
大橋和也
な、なにこれぇ……?
くるる
くるる
く、くるっ!
くるる
くるる
(つ、つい気になって出てきてしまったっくる!)
西畑 大吾
西畑 大吾
あ、あのお……これは、その……超高性能なぬいぐるみで!
大西 流星
大西 流星
そう!お料理をやってくれてとっても便利で……
必死に誤魔化そうとする二人。しかし、和也はヒャッヒャッヒャッと笑いだした。
大橋和也
大橋和也
すごいやん!最近悩み事あるんかなぁって思ってたけど、、そんなことやったんや!しゃべるし動くし、めっちゃ可愛ええ弟子が一人増えたわぁ♡
大西畑
大西畑
(た、耐えた~~~!!)
くるる
くるる
く、くるぅ……、、
和也はくるるを手のひらに乗せ、幸せそうに頬ずりした。二人は呆気に取られながらも、和也の包容力に救われ、笑顔でクッキーの型抜きを始めた。
一方グリムシャドウの拠点シャドウパレスでは、、
コラプス
コラプス
ジョーカー、二度も失敗するとはな
ジョーカー
ジョーカー
す、すみません
コラプス
コラプス
お前には失望した。イグノア様もそう仰るはずだ
冷たい言葉に、ジョーカーは拳を握りしめる。そこへ優雅に扇子を広げたメランコリーが進み出た。
メランコリー
メランコリー
フフ、次は私が行くわ。ジョーカー、あなたの不器用なやり方じゃ希望は消せないのよ
メランコリーが降り立ったのは、街で人気のパティスリー。そこには、笑顔で客にケーキを渡すパティシエの姿があった。
パティシエ)みんな、美味しそうに食べてくれてる……
嬉しいなぁ、、
メランコリー
メランコリー
反吐が出るわ、その安っぽい笑顔……。その光、私が闇に変えてあげる
メランコリー
メランコリー
ホープストーンよ、闇に染まれ!
シャドウ・イグジッド!!
パティシエ)きゃぁぁ~~~!!
メランコリーが持っているぬいぐるみを向けると、パティシエの胸からホープストーンが引き抜かれ、闇に染まっていった。
大橋家のリビングでクッキーが焼き上がるのを待っていたその時、大吾と流星の胸元でシャイニングコンパクトが激しく点滅した。
西畑 大吾
西畑 大吾
……!来たか……!
大西 流星
大西 流星
和也くん、ごめん!行かなきゃいけない場所があるんだ!
大橋和也
大橋和也
えっ、どこに?クッキーもうすぐ焼けるで!!
くるる
くるる
カズヤはここにいててっくる!!
二人と一匹は窓から飛び出すように走り去った。残された和也は、手袋を外すと真剣な表情で呟く。
大橋和也
大橋和也
……やっぱり、あいつら。オレに隠して、背負いすぎや
​和也はオーブンのスイッチを切り、二人の後をこっそりと、しかし確かな足取りで追いかけ始めた。

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