家に着くと───
大家「あっ、あなたちゃん!」
大家「お隣さん引っ越して来るからね!噂だとあの"なにわ男子"の子だって(◦ˉ ˘ ˉ◦)」
大家「あと、最近不審者多いから気をつけてね!」
極力芸能人は、避けていた。たまに街で芸能人を見かける。
仕事場の近くで撮影があったとも聞いた。それを聞いた社員はみんな外にでて見に行ってた。
でも、私はその場を通り抜けいつも家に帰っていってた。
今日だって見た。コンビ二の前での撮影。セットで作れって思ってしまう自分は、醜いと感じた。
最悪だ。あの人に会ってしまうかもしれない。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。