不仲と呼ばれる俺達は
別に仲が悪いわけではない。
今は馬が合わないわけでもない。
接し方が分からないわけでもない。
「あ、えっと、、、今日一緒に帰る…?」
『うん・・・泊まってく、?』
「え、!うん…じゃあ泊まろうかな・・・いい?」
『いいよ。』
そう、お互いが"不器用"すぎるだけだ。
まだまだ俺も子供過ぎる。
だけど。
『夜ご飯、何食べたい?』
「え、!北斗が作ってくれるの、、、?///」
『うん、!』
「じゃあ・・・一緒に鍋でも食べない?それなら俺も少しは手伝えるし、、、」
少し顔を赤らめながら彼は言う。
お互い顔を見合わせてふふっと笑みをこぼした。
こういう時間が幸せだって思えるんだ。
まだまだ 不仲な俺達だけど。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!