第14話

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2020/02/26 07:00
ごめんて、ほんまごめんて
まさか3回も自分が原因で会議とか…
いや、そこの蛇のアニキと風のアニキ?!あきらか嫌そうな顔やめよ?!傷つくよ?!










御館様「今回、杏寿郎と星が赴いた任務についてだけど 、星に来てもらったのはその事なんだ」
星「はい…」
もはや死刑を待つ罪人である。
御館様「まずひかるが上弦の参にかけた言葉。あれはどうゆうことか説明して欲しい。」
星「御意。無惨は俺のことホントに好いてくれてて、だから無惨が俺に嫌われるのを恐れて上弦の参の攻撃を抑制したんだと思います。このやり方は無惨の血をより多く注いだ鬼でないと通じないと思われます。」
御館様「なるほど…じゃあ星もうひとつだけ。星は杏寿郎に予知能力があると言ったそうだね。しかも見事的中したと。」
うわぁ、なんて答える?
どうしよう
あぁ、どうしよう
どうしよう
星「えっと…」
でもここで嘘なんか着いてみろ?柱に嘘ついても気配的な物ですぐバレるし…
えぇい!こうなりゃやけじゃぁぁあ!
星「御館様。実は俺はまだ隠していたことがあります。」
煉獄「星は隠し事が多いな!」
はいはい、すいませんね師範。
御館様「話してみて」
星「はい。皆様は、俺が前世の記憶を持っていることを知っているはずです。でも、俺には前前世の記憶もあります。」
「「「「?!」」」」
御館様「………なるほど…それは予知能力との関係あるのかい?」
星「はい…前前世と言ってもそれは昔ではなくこの大正よりも更に未来の令和と呼ばれる年号の時です。」
不死川「おい、小僧ォ。でまかせ言ってんなら斬るぞォ。」
やめて、ホンマに風のアニキ怖い!!!!
星「それで、令和にはこの鬼殺隊や鬼について記録?執筆?連載?された書物といいますか、書籍といいますか、そんなものが出回っていまして。」
なんて説明すればいい?ねぇ、なんて?
俺の国語の点数は評定2である。
煉獄「む?!では星のいた数百年後にも鬼は居るというのか?!」
星「いえ、いません。更に言いますと、俺の生きていた世界の大正に鬼なんぞいません。」
伊黒「おい、意味がわかない。鬼は居るぞ。しかも居ないというのにそんな書物が出回って居るとはどうゆうことか。全くもって意味が分からない。信用しない信用しない。」
御館様「星、わかりやすいように説明してくれるかい?」
星「はい…えと、その書物と言うのが空想の中の世界の話でして…多分この世界全てが本当の大正時代ではなく書物の中の世界と言うことになるかと…」
伝わった?つたワレェーーー!
そこの目が点になってる水のアニキと恋のアネキ大丈夫かな…
御館様「つまり、この世界は星の前前世の世界と違う次元だということかい?」
星「はい」
流石御館様。分かってらっしゃる!
御館様「じゃあ、星には今後どうなって鬼がどうなるか分かるということ?」
星「………」
説明しよう!俺は単行本派である。だから本誌で今何が起こっているのか知らない。
俺が知ってるのは蟲のアネキが〇〇になって風のアニキが〇〇したってことしか知らない。
だから、本誌の中身を知らないのだ。
星「大変言いづらいのですが、俺はある程度の所までしか知らなくて…」
御館様「じゃあ、起こること、予知してみて。」
ええ、なんやっけ…
たしか…
炭治郎が炎柱の家に行く?でもそれは師範が死んだからで…
うーん
しゃぁーねぇ、ここは原作の修正能力に任せよう
星「竈門炭治郎が、師範の家に行く………?」
煉獄「む?!なぜだ?」
その時、
「炎柱ニ伝言!」
師範の鴉が飛んできた。
皆、まさかと思い鴉の言葉に注目する。
「炎柱邸ニ竈門炭治郎来客!煉獄千寿郎ガ対応シテイル!」
「「「「……」」」」
まじか…
当たっちゃった…

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