暴力団から 逃げたくて 逃げた 。
警察から 逃げたのは 捕まりたくないから 。
捕まったら 暴力団に 使われてたとはいえ
犯罪は 犯罪なのだから 。
でも 、もし 、あの時 ヤクザからも 警察からも
逃げ切っていたら ??
... 私は 、何処に 行きたかった ?
わからない 。自分が 何をしようと していたのか、
何を 求めていたのか 。
.... 退院して 、連れてかれて 色々 聞かれて ...
.... じゃあ その後は ....?
... 今は いいや..。 どうせ しばらく 退院できない 。
パタン
ゆっくりと 扉が 閉まり 、
警察の姿 が 見えなくなる 。
... やっと 、一息つける ....。
いきなり タメ口で くるし 名前で 呼んでくるし
何なの あの メガネの人 。
.... ほんとに うるさかった .... 。
.... いつに なったら 退院 できるんだろう 。
... 私の ことを ちゃんと 、調べて くれていた 人が
警察に いた 。知ってくれていた 。
1人の 空間に なったのを 認識した瞬間 、
疲れが ドッと 押し寄せて
ベッドに 自分の体が 沈んでいく 。
... 私は 、何が 欲しい ?
何に 縋りたい ?
..... あの人たち なら 信じるに 値する ....?
..... わからない 。
... ここまで 1人 だったんだから
これからも 1人で いい 。それで 構わない 。
静かな 病室が 一瞬 寂しいだなんて 思ってしまった
自分が 嫌で 瞼を 閉じた 。
✧ 短いので 次話 すぐ今日 出します
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。