第16話

14.
143
2026/04/29 13:00 更新



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ガチャリ と 音がして 扉が 小さく 開く 。



隙間から 漏れ出た 光が 自分の 枕元に 当たる。








眩しくて 顔を しかめていると

誰かの 足が 滑り込むようにして 入ってきた 。





伊吹
伊吹
  あ 、起きてた  


(なまえ)
あなた
  ..... 何 、 


伊吹
伊吹
  朝飯 、つくるけど  


(なまえ)
あなた
  ..... だから ?  





いらないって 言ったじゃん 。




(なまえ)
あなた
  .... 早く 出てってよ 、 





邪魔 。 気が休まらない 。




伊吹
伊吹
  ... ん ~ .... 、 


伊吹
伊吹
  ま 、いっか 、  





そう 小さく呟くと 珍しく すぐに 居なくなった 。




部屋から 光が 消えて 静かになる 。




(なまえ)
あなた
  ... 何の為に 来たんだよ .... 、 




話に 来たんじゃないのかよ ...... 、




..... 用ないなら 来んなよ ......
























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コンコン 、



(なまえ)
あなた
  ....  




.... さっき 来てから まだ 7 , 8分 程度 しか

経っていない 。







ドアの 向こう側から ボソボソと 声が 聞こえる 。



伊吹
伊吹
  .... 食う 食わねぇは  
自由だけどな ..... 、

伊吹
伊吹
  .... 食うんだったら  
残すんじゃねえぞ 、




..... 何の話 ..... 、






ドアの前から 気配が 無くなったのを

確認してから そっと ドアを 開ける 。




(なまえ)
あなた
  .... いらないって 言ったし ....  





ドアの前には うどんと 割り箸が ご丁寧にも

お盆の上に 乗った状態で 置かれていた 。







誰も いないことを 確認して お盆ごと

引きずるようにして 部屋に 戻る 。



(なまえ)
あなた
  ..... 、 




あれだけ 強がって 拒否した 手前 、

食べてしまうのは プライド的に モヤる 。




ただ 、折角 用意してくれたのに 食べないのも

気が引ける 。







.... いや 、食べなくても いいのか 、








...... でも もう 取っちゃったしな .... 、




(なまえ)
あなた
  ... 食べるか .... 、 




割り箸を 両手で 持ち 、力をいれる 。



ビャキッ という 違和感の ある音と 共に

割り箸が 左右非対称に 裂ける 。





.... 相変わらず 自分の 手先が 不器用で

嫌になる 。




(なまえ)
あなた
  .... こんなん .... いらないし ... 、 





毒づきながら 食べるので 精一杯だった 。












ただ 、ぬるい 出汁と コシのない うどんが 喉を

通る感覚を 不快だとは 思わなかった 。





























✧ 明日か 明後日も 更新します 、








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