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ビルの屋上から飛び降りようとする女性を説得して思いとどまらせた佐藤と松田は、覆面パトカーに乗って、警視庁へ向かっていた
運転席の佐藤が文句を言っても、松田は助手席で黙ったままだった
佐藤はチラリと助手席を見た。
すると、松田は片手でスマホをいじっていた。文字を入力しているのか、ものすごい速さでスマホの画面に親指を滑らせている
佐藤がからかうように言うと、サングラスをかけた松田はふっと口の端を持ち上げた
佐藤が驚いて助手席を見た時、無線が入った
「米花三丁目で殺人事件発生。犯人はバイクで逃走中ー」
即座に無線機をつかんで返事をした佐藤は、アクセルを踏んでスピードをあげた。
松田は窓をあけ、警光灯を車の天井に取り付けた
松田はそうつぶやいて、苦笑いした
江戸川コナンside
佐藤の話を聞いてコナンは心の中で突っ込んだ
日報に書かれた文字を指でなぞりながら説明した佐藤は、その日の出来事を鮮明に思い出しつつあった
コナンに聞かれて、佐藤は思い出した。
米花警察署で別々に聴取を受けていた松田は、佐藤よりだいぶ遅れて車に戻ってきたのだ
あの日。聴取を終えた佐藤は、米花警察署の駐車場に停めた車の中で松田を待っていた。
助手席に座った松田は、シートベルトを掛けた。
佐藤も車のエンジンを掛けて、シートベルトを取る。
シートベルトの金具をバックルに差し込んだ時、松田のスーツのポケットから何かが飛び出してるのに気づいた
宙を見てつぶやく佐藤に、コナンは
コナンはうつむいて考えた。そして松田がメールを送信してもう受け取ってくれない親友の存在を思い出す。
コナンは日報のメモを指さした
突破口が見えてきたコナンは、ニヤリとした
佐藤は立ち上がり、ドアを開けて会議室に出ていった。
高木と千葉が資料を抱えて廊下を歩いていると、突然会議室のドアが開いて、佐藤が飛び出してきた。
佐藤は高木の声を無視して一目散に走っていく
高木は持っていた資料を千葉に渡し、佐藤を追いかけていった
会議室に1人残ったコナンは、十一月七日の日報を見ながら考え込んでいた。
すると突然ドアが開いて、資料を抱えた千葉が入ってきた。テーブルに向かっているコナンを見てぎょっとする。
考え事にふけっていたコナンは、声をかけられて肩をビクリと跳ねさせた











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!