第1~4話:わくわく旅行に違和感
第1話:京都校乗り込み
第2話:お坊ちゃま初めてのUSし
第3話:鹿とトナカイ
第4話:違和感との接触
No side
2005.3/30
なんて苦笑いする彼は呪霊操術の使い手 、 夏油 傑
苦笑いの原因は五条 悟
御三家である五条 悟との関わり方が掴めていないのだ
彼の「京都校もこんな感じの校舎なのか」という
疑問から同期3人で2泊3日の近畿旅行だ
一昨日3月28日 、 寮生活の準備中に知り合ったばかり
にも関わらず早速旅行している
そりゃ気まづい気持ちもあるだろう
なんて言う彼女は反転術式の使い手 、 家入 硝子
反転術式による傷の治療が出来る数少ない人物で
あるため重宝されている
目の先にあるのは京都府立呪術高等専門学校
彼女らが通い始める東京都立呪術高等専門学校の
姉妹校である
五条 悟のこの一言によって3人は京都校に無断で侵入
京都校から東京校にそのことが伝わり3人が東京に
戻ってから東京校の教師が説教をするのは言うまで
もない
その日は京都の旅館に泊まり日をまたいだ
2005.3/31
最初は何に乗る?
夏油…USしだぞ?カチューシャは?
ハっ…!!忘れていた…っ
かちゅーしゃ…?
( あ 、 ちゃんとお坊ちゃまなんだ ) ×2
なんて会話をしながら売店に行く
そんなとき
____違和感
と派手なサングラスを指さす家入に五条は
少し自慢げに話して 、 ちゃんと説明もする
話を振った本人は興味なさそうな反応だが 。
100分越えの待ち時間を彼らは話しながら潰した
そんな中また
__違和感
と 、 また時間つぶしの会話を行った
これがきっかけで入学後の3人は知り合ってからの
付き合いの短さを感じさせない仲になる
USしを満喫した後 、 空はすっかり暗くなっていて
今日の宿泊場所を考えてた
そんな感じで3人は電車で奈良まで行って
宿泊できそうな場所が見つかり 、 そこで夜を過ごした
2005.4/1
そう夏油 傑が言うと五条 悟は反抗することを知らない
のか素直に洗面台に向かった
夏油 傑の的確な説明に聞く耳を持たずに〝 サンタ 〟
という初めて耳にする言葉に興味津々だ
奈良公園へと歩きながら会話をはじめる
昼ご飯は周辺?
そうだね
鹿せんべいだろ ( 笑
なんて言いこの旅行が終わった後に待つ呪術高専の
厳しさに今は目を瞑って全力で楽しむ
〝 3人で 〟どんな辛さにも耐えていこう
そう各々が思っていた
二度あることは三度ある
__違和感
そう言い放った五条 悟はニヤッと笑い
楽しむことを隠さなかった
同様にニヤッと笑う夏油 傑に
五条 悟は嬉しそうな表情をみせた
了解
と言い3人は別の道を歩み始めた
夏油 傑が見つめる先には
黒い髪がストレートで肩下まで伸びていて
少し猫背にも関わらず背の高さ 、 スタイルの良さが
一際目立つ
顔は縦に長く唇が分厚くセクシーな印象だ
視線は目より下にあるスマホを見ているせいか
伏し目になっていて大人っぽい
夏油 傑は呪力の源を見つけ出すことが出来たから
同期である2人に連絡をする
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〈 東京呪術高専ーさしす組(3) 🔍 📞 三
既読2
11:05 11:05既読2
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いきなり声をかけられて酷く驚いているのと反対に
夏油 傑は先程より安定している呪力に安心する
そう言って彼女はスマホを操作して耳に当てた
そう言って2人は同じ方向を向いて並んで歩き出した
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。