_______________ある少女がいた_______________
その子は個性が無かった
そのせいで虐められた
最初のうちは軽かった
だけど_____________
________だんだんエスカレートして殺しにかかってきた
最初は教室のドアを開けたら黒板消しが落ちてくるだけだったから良かった
でもある日突然、黒板消しじゃなくてナイフが降ってきた
正直言って怖かった
少女は思った
「個性があったら虐められない・・・?」
少女は願った
「個性が出たら、みんなと仲良くなれる最高のヒーローになれますように」
何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も思った
だが____________________________個性は出なかった
「あなたの一人称(信用している人の前)にもう個性は出ないのかな・・・?(泣)」
「あなたの一人称(信用している人の前)はヒーローにもなれないでアイツらのサンドバッグとして一生を終えるのかな・・・?(泣)」
「・・・自殺した方がマシなのかな?(笑)」
少女は諦めた
「あははッ(笑)」
諦めるしか無かった
「安楽死ってどうやって出来るんだろう?(笑)」
「まぁ、一回リスカしよ(笑)」
少女はアイツらのせいで狂った
『ギャハハハハハハハハハハハハ!wwww』
ボカッドカッドスッバキッ!
『いい気味だよね〜!www』
ドカッボゴッバコッメキッ!
「痛い!辞めて!(泣)」
『『『『誰が辞めるかよw』』』』
ドカッボゴッバコッボコッメキッゴキッ!
「痛い痛いよ!(泣)」
『てかあなたって五月蝿いくてウザいよね〜w』
「え、?」
『確かにな〜wなぁ!一緒にあなたを痛めつけようぜw』
「な、何で、?」
『何でってお前が醜くてウザくて取り柄のない無個性なゴミだからだよw』
『そうそう!だから私達が汚れたゴミを掃除して世界を綺麗にしてあげるの!』
「・・・そっか(泣)」
少女はアイツのせいで狂った
「・・・ってことがあったんです・・・」
【ふーん】
【で?】
「え?」
【だから何?虐められてるから何?】
「た、助けてくださいッ!」
【ハァ・・・君さ、嘘なんか吐いて何が楽しいの?】
「嘘じゃないんですッ!」
【大体あの子達が虐める?ハハッないない
w笑わせてくれるねw】
「ッ!」
少女はヒーローに助けを求めた
「助けてくださいッ!(泣)殺されそう何ですッ!」
[ッ!それは大変だ!]
「(やっぱりヒーローは最高に良い人だ・・・!)」
[すぐ助けに行く!]
「え、?ひ、ヒーローさん?」
[どうしたんだい?]
「何処に行こうとしているんですか、?」
[何処って、そりゃ勿論娘を助けに行くんだよ!]
「娘って・・・?」
[?君と仲良くしているモブ美(いじめっ子)だよ?]
「な、何で?」
[はぁ?お前、娘を虐めといて自覚ないのか?]
「あなたの一人称(信用していない人の前)はモブ美さんの事虐めてないですッ!」
[見損なったよ・・・君、そんなに悲劇のヒロイン振りたいの?]
「違います!」
[チッ!五月蝿えなあ!ドガッ!(殴る)]
「(はは・・・w、結局ヒーローもあなたの一人称(信用している人の前)の事を見捨てるんだ・・・w)」
少女はヒーローが見捨てることを知った
そして少女はヒーローが“偽善者”ということも知った
「あははッ(笑)みーんな・・・」
「死んじゃえ(笑)」












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。