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第1話

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59
2025/07/28 13:06 更新
アンジェラ
アンジェラ
ローラン、少しいいかしら。
図書館の総記の階。アンジェラがローランを呼びだした。ここ最近、アンジェラがローランを呼び出すことは少なく、今回呼び出されたことはさぞかし面倒な案件だろうなとローランは予想する。
ローラン
ローラン
どうしたんだ、アンジェラ?
アンジェラ
アンジェラ
ローランは図書館の階層がいくつあるか覚えているかしら?
ローラン
ローラン
は?そりゃあ全部で10階だろ?いきなりどうしたんだ?
アンジェラ
アンジェラ
ええ、つい最近までは10階層までだった。・・・だけど、図書館にさっき新たな階層ができたの。
ローラン
ローラン
・・・そんなことあるのか。でも、指定司書はどうするんだ?今のところ、満員だぞ?
アンジェラ
アンジェラ
問題ないわ。ローラン、あなたは「総記の階指定司書代理」よ。つまり、あなたが動いても問題はないのよ。
ローラン
ローラン
・・・アンジェラ様。もしや、そんな残酷なことは言わないよな?
アンジェラ
アンジェラ
ローラン。あなたには、今日から新しい階層の指定司書を担当してもらうわ。
ローラン
ローラン
だよなぁ・・・後で司書補のみんなにあいさつしておかないとなぁ・・・
アンジェラ
アンジェラ
そんなに落ち込むことじゃないわ。新たな幻想体はあなたの力になるでしょうし、新たな司書補との出会いも素敵なものだと思うから。
ローラン
ローラン
・・・ところで、新たな階層はなんて言うんだ?
アンジェラ
アンジェラ
新たな階層は「心理学の階」よ。
ローラン
ローラン
心理学かぁ・・・俺は人の心を理解するのは多少なりとも得意だから、あってるといえばあってるのか?
アンジェラ
アンジェラ
だと良いわね。そろそろ移動してもらうから、早めに準備しておきなさい。
ローラン
ローラン
わかりましたよ、館長様・・・。

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