第2話

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2026/01/28 17:47 更新


もしあの時、私達がもっと早くに帰ってきていれば、今頃楽しく暮らせてたのかな



そんな考えがいつも頭に過ぎる



今更後悔したって、泣いたって、ママとお姉ちゃんが戻ってくることはない。



それでも、どうして 私たち家族がバラバラにならなきゃいけなかったのかが 私には分からなかった



やっぱりこの世に神様なんか居ない。



もし神様が居るのであれば、私は泣いて縋って みっともない姿でもなんでもいいから 家族を返してって 頼むのに






























 






皇后崎 迅
皇后崎 迅
 大丈夫か? 
あなた
 ?うん。大丈夫だよ 
あなた
 ちょっと考え事してただけ。 
皇后崎 迅
皇后崎 迅
 顔色わりぃぞ 
あなた
 え〜 、そうかなぁ? 
 寝不足かなぁ。
皇后崎 迅
皇后崎 迅
 寝不足って… お前よぉ、 
あなた
 はいはい分かってますよー 

迅の言葉を遮り適当に返事をする私に疑いの目がかかる。



寝不足という訳でもないけど、確かに体調が優れていないのは本当



何年も一緒に居れば 迅にはすぐにバレてしまう。
これが兄妹の力と言うやつか












一ノ瀬 四季
一ノ瀬 四季
 なぁ!今日実践訓練らしいぜ! 
あなた
 実践訓練? 
一ノ瀬 四季
一ノ瀬 四季
 ムダ先が言うには チーム対抗で
 戦うとかって言ってたような… 
あなた
 へぇ… 楽しそうじゃん 
あなた
 チーム編成は? 
一ノ瀬 四季
一ノ瀬 四季
 そこまでは知らねぇな… 
皇后崎 迅
皇后崎 迅
 あやふやじゃねーか 
無陀野 無人
無陀野 無人
 それは俺から説明しよう。 
あなた
 うわっ…!  いつの間に… 


その声の主は私たちの真後ろ。



振り返れば 傘を持った 無陀野先生が立っていた

無陀野 無人
無陀野 無人
 ?ずっと居たが。 
あなた
 だとしたら 存在感薄すぎない? 
無陀野 無人
無陀野 無人
 … 
あなた
 いてっ… 


真顔で頭にコツンと 一発入れられた



手加減してるつもりなんだろうけど、結構頭に響きますよ?




無陀野 無人
無陀野 無人
 ルールは簡単だ。
 血は両チーム 好きに使っていい 
 先に 相手のチームをダウンさせた方の
 勝ちだ 


確かにルールはシンプルだけどチーム力が試される訳か。



ちなみにチーム編成は



第1回戦


__ 皇后崎兄妹 ・ 屏風ヶ浦


__ 一ノ瀬 ・ 矢颪 ・ 遊摺部



だそう。


迅と一緒だったのは驚き
常に意思疎通が出来る私たち兄妹にとって協力となればお手の物。



これは 私たちのチームが優勢かな?



私が足を引っ張らなきゃの話だけど。






無陀野 無人
無陀野 無人
 四季、お前は鬼神の力を禁ずる。 
 当たり前だが、暴走もするな 
一ノ瀬 四季
一ノ瀬 四季
 おう! 
あなた
 鬼神の力なんて使われたら 
 私たちはズタボロだよ… 
皇后崎 迅
皇后崎 迅
 …んな事ねぇよ 
皇后崎 迅
皇后崎 迅
 鬼神の力を使ったとしても、 
 お前らなんかに負ける訳がねぇ 
あなた
 でた 負けず嫌い。 
皇后崎 迅
皇后崎 迅
 負けてぇのか? 
あなた
 滅相もないです。勝ちたいです 
一ノ瀬 四季
一ノ瀬 四季
 俺達も負けねーからな! 










第1回 チーム対抗 実践訓練が開幕する。




互いにチーム力を高め合い、今後の戦闘に繋げる



それが今回の目的だろう



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