【コのクソアマがあぁぁッ!!】
んな見栄もいいとこにしておかなければ…
何せここには媚薬系の毒ガスが舞っているらしい
その証拠に、肉壁のような赤黒い壁が薄桃色で乳白色の煙に包まれている。
エロ同人とかで見るようなガスだ。
しかもその壁の下でミミズやホンケヤリムシといった環形動物のようなものが蠢いている。
どうやら媚薬ガスは女には効かず、男には効くらしい。
どうりで周りに横たわって陽物を育てている男がいる訳だ。
ちょっと被害者出るけどしゃーねーよな
【ナニヲ、!!】
ちゅっ
【う、うあ、ああああああああぁぁぁ!!!!】
【コノ、女狐ガああああああああぁぁぁ!!】
やむを得ずそこら辺の男にキスをしたが許して欲しい
壁を蠢く動物が更に激しさヲ増す
よく見れば血管のようにも見えるソレは目の前の呪霊の感情の昂りに合わせて上下に動いているようだ。
となれば、それは脈と考えていいだろう。
それを見れば、まあこの場所は心臓、もしくはそこに近い場所であろうと予測はつく。
辺りを舞うガスが乳白色を強めたのはほんの数刻前のことだった。
ここが心臓(仮)であるとするならば、異物をどうにかしてつぶそうとするだろう
言うなら、このガスは女に対しての白血球などの細胞なのだろう。
【ドコだ!!!あの女狐メッ!!!!】
目があまり機能してないらしい
さっき見えてたのはあれだけ至近距離にいたからなのか。
「ぅうあ、」
ヒューヒューと息を切らせながら嬢ちゃんは男に心臓マッサージを行っていた。
みんなお人好しかよ
「ああ、ゲホッこの子のお陰で、」
「ああ、」
【みぃ〜つけたァ♡】












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!