人の心が読めるようになって2時間
今なんと私は
連合会議の場所に来てしまいました
見渡すと少し長い廊下に窓から差し込む光が私の顔を照らす
クソ眩しい
そんなこと思ってない高そう触りたくない
こんなところの空気吸えない帰りたい
Japaneseコタツに入りぬくぬくして冬を過ごしたい
そんな考えなんて本田さんには届かない
もちろん彼は私の心の声など聞こえていないのだから
さっきからずっとこんなことばっかり考えてる本田さんも本田さんで怖い
だけど中からは誰の声も聞こえないから誰もいない…のかな?
そう、誰もいない部屋に礼儀正しく入っていく本田さん
それに続いて私も「失礼します」とお辞儀をして部屋へはいる
しん…とした会議室はどこもホコリなんて見当たらず色落ちも無い綺麗な部屋だ
だから私は緊張している
はいそうですよてかさっき心の中で言ってたじゃないですかなんでいちいち聞いてくるんですか煽ってますか?
慣れるって…私はここに今日だけくるつもりだったけど
多分言動的にこれから毎回連れてこられるんだろうなってのがわかるよ…とほほ
この会話を最後に少し沈黙が続く
そうして次に聞こえた音は本田さんの心の声…より先に
コンコン
と小さなノック音が部屋に響いた
無言で入ってくると私を見るなり驚くこの人は確か…
私が「よろしくお願いします」と頭を下げると足音が近づいてくる
視線を逸らしながらそう言って私に手を差し出してくる
私もそれに応えるように手を差し出し握手を交わした
は?
ふざけんなよ眉毛
平和に生きていきたいのに国に好かれたらそこら辺の美人に殺される
ましてやこんな大国のイケメンなんてもう人生詰み
最悪最悪最悪最悪
本田さんの私じゃねえよ
バァーン!
と豪快にドアが開く音がした
また何やらめんどくさい事が起きるぞこれは
こちらは見たらわかるアメリカだろ覚えなくてもテンションでわかる
この自己紹介あと何回すればいいの?
そういうとアメリカさんは私の方を引いてアメリカ流の挨拶をしてきた
察しのいい人は分かる…ハグだ
アメリカの人は距離感が日本とは違うことなら知っていたが…こんなにも違うとは思わず内心びっくり心臓バクバク
多分この人は何とも思ってないと思うけど
筋肉オタクには結構救われたがスキンシップが多いのはわたし的に好きではない
これから私はここでやって行けるのか心配…
次回!全員の反応面倒くさい












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。