第243話

番外編1章28話

2024/05/16 09:00

好葉

いっ

荷物を片付けようとしたら

鏡の破片みたいな物が
散乱していたせいで当たってしまった

ｶﾞﾁｬｯ

スマイリー

声が聞こえたけど

大丈夫そう？

好葉

鏡の破片みたいなのが

この鞄に入ってた

スマイリー

ｼﾞｭｰ

好葉

ありがとう

スマイリー

うん（我慢しよ）

指を舐めてる音です
（分かりにくいぞ）

好葉

ん？変な本出てきた

好葉

これなんだろ

スマイリー

見る？www

好葉

見るか！

我々には第2の能力がある


それを持っているのは
限られた能力者であり宝玉と
同じ役目があるとされている

その第2の能力の名は

〘エンブレム〙と言われている

好葉

エンブレム………

5億年旅をしていた時に

エンブレムという言葉は聞いている
禁忌とされてしまった古代の強力な力


なぜ禁忌にされたかというと
最初に貰っていた力があったのだが
能力でいう覚醒状態になった時
その能力がものすごく強大な力になり

勝利に導いたが
反乱を危惧した世界たちが
エンブレム殺しとなったと聞いた

その人はエンブレム殺しで
生き残ったであろう子孫らしく
これを広めているらしい

エンブレムの特徴的なのは

手の甲に紋様ができること
その手の甲をかざし力を使うらしい

覚醒状態になるとその紋様が破れて
新しい紋様になるらしい

好葉

これ、腕がこん中に入ってて

何かしらあって
覚醒したんじゃ………

好葉

でも腕がないってことは

スマイリー

死んだんだろうな

スマイリー

殺されたか

好葉

ごめんね守れなくて

スマイリー

こ、好葉？

好葉

あれ、これって

2人）エンブレム……………だよね？

好葉

ど、どうしよう！！


こここここ殺される

スマイリー

だだだだだだだだ

大丈夫だよ！！！！！

好葉

そそそそそそそそそ
そうだね

ぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ
僕最凶だもん！

好葉てにゃん
驚きすぎて最強が最凶に
なっています。可愛いです

好葉

うわーん

綴神くん助けて

呼んだかマイエンジェル

好葉

どうしよう殺される

俺に信用して
話してくれるのマイエンジェル

好葉

あっ、殺さないで

大丈夫だ俺に話したのは

間違いなく正解だから

俺だってエンブレム持ってるし

好葉

じゃあ死ぬ時は
一緒だね

好葉てにゃんと無理心中

ありかも

スマイリー

とりま荷物

好葉

はい！

スマイリー

とらぴ

好葉

とらぴ！！！

加藤寅弥（ｶﾄｳﾄﾗﾔ）

（我慢しろ、我慢しろ）
（高鳴る気持ちを抑えて）
（好葉に抱きつきたいという）
（欲をかき消して）

ｷﾞｭｩｯ

加藤寅弥（ｶﾄｳﾄﾗﾔ）

はぽ？（←！！！）

好葉

とらぴ｡°°(≧□≦)°°｡

加藤寅弥（ｶﾄｳﾄﾗﾔ）

おー、よしよし

スマイリー

早く

好葉

ういっす！

加藤寅弥（ｶﾄｳﾄﾗﾔ）

堪能したかった

スマイリー

は？

僕だってしたいよ


（規制入りまーす）

加藤寅弥（ｶﾄｳﾄﾗﾔ）

規制入りそうな
下ネタぶっ混むんじゃねぇよ

みーくん

お、好葉来たか

るーくん

旅人よ待っていた
（低音）

リルラ

ハラヘッタ

好葉

はい、いるかい？

綴神

好葉てにゃんの

生手料理？

好葉

（ちょっとヤバいなこの人）

綴神

食べていいでしょうか？

“〇|￣|＿

好葉

（誰かに似てるんだよな）

綴神

好葉てにゃん？

好葉

（誰だろ。でも似てる）

綴神

好葉ちゃん？

好葉

（うーん、思い出せそう）

綴神

聞こえてるかこれ

綴神

おーい

好葉

あ！


妹ガチ恋勢に似てる

全員）（なんでいま洸が………）

綴神

さすがに好きじゃねぇよ

（⬆いや、好きです）

好葉

ま、さすがにね

好葉

ずっと見守って
くれたんでしょ？


絶対ありえない
（オーバーキル）

綴神

ｶﾞﾊｯ


そ、ソウダヨ

好葉

ごめんね不快にさせて

綴神

ウン

全員）（え、抉られてる）

みーくん

ま、まぁさっそくだが

るーくん

好葉がエンブレムを
手に入れたらしいね

全員-とがスマ）！！

好葉

これだよ

舐めても何も無い

好葉

あ、でも甘いよ

好葉

ほんの少しだけ

肉の味が塩から佐藤さんに
変わってる

綴神

食べないで


食べるんじゃありません

好葉

好奇心ってね


何年経っても消えないの

好葉

魔物を食べたいという
好奇心も

人間の悲鳴を聞きたいという
好奇心も

全部僕のせいじゃない

綴神

いや、好奇心の方向性よ

好葉

あとこの薬を飲ませる事とか

綴神

さすが薬のことになると

研究職になる好葉てにゃん

綴神

このエンブレムは


あれだな
星のエンブレム

好葉

ﾍﾟﾛｯ（俺の手舐めてる……（？））

綴神

あひょ！

好葉

あれ、塩味が効いてる

好葉

エンブレムによって
味が変わるみたい！

るーくん

知らなくていいから

好葉

ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ

好葉

ほむほむ


影の匂いがする

全員）（え、待ってどうゆう味なんだ）

綴神

当たってる


影のエンブレムだよ俺

好葉

美味いﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ

綴神

（ヤバい、襲いそう）

リルラ

終わりな

好葉

はーい

好葉

あぶねぇ


赤ちゃん返りしてたよ

全員）（危ねぇな）

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第244話番外編1章29話

2代目愛灯

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。