ふと疑問に思った
走馬灯で痛いとかあるの?
そういえばここ…は、……
取り合いずなぜ私がここにいるのかを調べることにした
それから黙々と今の状況を調べた。
最悪だったのがスマホがゲラケーだったこと
だが何とか前の職業も活かして情報を自分なりに集めた
そして色々試してみて分かったことがある。
今、私がいる所は昔私が住んでいた所で、
2017年10月15日であること。
今、私が12年前にタイムリープしていると言うこと。
でも、私の説が、まだはっきり分かったわけでもない。
だってこの時の私はこの家を出て行ったのだ。
もし走馬灯ならば記憶に無いことは出てこないと思う。
分からない……
自室から大きな足音を立てながら全速で走っている
考える理性よりも体が動いてしまった。
本当は私は____
私はマイキーの胸に勢いよく飛び込んだ
まだ可愛いままのマイキー。
純粋な目のマイキー。
わがままなマイキー。
私の〝 弟 ″ 。。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。