第76話

家族の過去
460
2026/02/12 16:05 更新
めちゃめちゃ長いですが最重要回です
時間がある時にお読みください!





































あのとき













あなたの下の名前が部屋の前を通ったとき


















わずかに私には意識があった































私は, 生まれる場所を間違えたと思う







そのおかげであなたの下の名前に会えたから結果的にはよかったけれど







私を産んだ怪物は







私を殺した













なんのために私を作ったのだろうと,







必死になって


















あの人にも捨てられた




















仕事の都合上, 私と付き合ったんだそう


















あなたの下の名前が私の部屋の前を通ったのは一瞬だったのに







頭の中に全て流れ込んできて















苦しくなって


































私が生まれて三年のころ







あの人は私にこう言った


___
そうだね…君に名前をつけなければいけない


___
名前…は難しいね, 苗字なら簡単に思いつくが




そうだね, 美しくて儚い君は
___
泡沫のようだ





私の個性が発言した時





あの人は満面の笑みでこう言った
___
いい個性じゃあないか


___
わずかしか生きられないというのに…
___
そうだ, なら僕が貰ってやろう



嫌とは言えなかった







そして私は五歳になってすぐに無個性になった












この世の理不尽に立ち向かうために
科学者, 研究者の道を進んだ








それから, 私は少しずつ薬を作るようになった













けれど, 無個性の私は






着いて行くことができなくなった











研究者のみんなは個性自体が脳を賢くさせていたから





私だけが, 常に遅れていた







そんなとき










彼にあった


















私より年下で, ヒーローなのだという。

















とある夜, 付き合って二ヶ月ほどで,


体を重ねた













彼は未成年だったというのに気付いたのは




あなたの下の名前が生まれてからだった
ホークス
…ごめん
泡沫
…うそ
泡沫
うそ, でしょう…?
ホークス
…仕事で, 君を
ホークス
…君と
ホークス
付き合った
泡沫
だって…あんなに, あんなに
泡沫
私と一緒にいたじゃない…



あなたの下の名前はまだ1歳





一人でこの子を育てるなんて, 無理だよ
ホークス
ッ…ごめん, もう一緒にいられない
ホークス
あなたの下の名前が大人になるまでに必要なお金は全部俺が出すから
ホークス
だから…
泡沫
別れてって…いうつもりなの
泡沫
お金如きで…別れるつもりなの
泡沫
そう…
泡沫
じゃあ, なんで私なんかが貴方と付き合わなきゃいけなかったの
ホークス
え…
泡沫
貴方は仕事で私に近寄ったのだとしたら
泡沫
私はどうして貴方を大事に思えたの
泡沫
どうして
ホークス
泡沫…さん
泡沫
っ泣
泡沫
名前なんてもう呼ばないで
泡沫
知らないっ…







私と彼との年齢差は十歳で




















その時彼は17歳で








男の人だから成長期だったのかな,私よりは背が高かった。
だから成人しているものだとばかり思っていた。







でも今は22歳で







あなたの下の名前はもう16歳・・なのだ

















あなたの下の名前が五歳のとき













個性は突然現れた
あなた
お母さんはどうして悲しいおかおをしているの
お母さん
え?
あなた
お母さん, “元気だして”



あなたの下の名前がそう言ったとき





私の目の下のクマや小皺は消えて










健康体になった。









そう, 元気になったのだ
お母さん
っあなたの下の名前
お母さん
病院行くよ
あなた
?いやだよぉ
あなた
チクってするの?
お母さん
っ違う!個性, 気になるでしょ?
あなた
うん…?





そのまま私は病院に行った








鷹見啓吾の個性と私の個性が関係しているのなら










確実にオールフォーワンに狙われてしまうから










結果によっては戸籍を消さなきゃ

























医者
個性は「言霊」です



お母さん
言霊…?







もとの私の個性は「光」




ビームなど, なんでもできる













突然変異…なのだろうか




運良くあなたの下の名前は疲れてしまって, 熟睡していた







このことは私とこの医者しか知らないのなら…














あの人オールフォーワンにバレないように隠そう











そう思った結果, 声に出せば花が出る, 花束という個性をあなたの下の名前に伝えた






















その一年後





私は海外出張をしてプロテアという花を知った








あなたの下の名前にはそれを作ってもらって, 研究を続けていた












問題はここからだった









そのさらに一週間後のことだった










たまたまその日は研究が長引いて, 家に着いたのが24時を過ぎていた








お母さん
あなたの下の名前ごめんね〜今帰っ…た…
お母さん
…だれ



あなた
え, お母さん…?
あなた
何かあったのですか…?





幼いあなたの下の名前はその場にいなくて,








あなたの下の名前は16歳になっていた
















私にはそうした記憶が全くない





あなたの下の名前が勝手に言霊という個性を使ったのだと思う












でも, もう一度家の外を見た時景色は全く変わっていなかった




つまり, あなたの下の名前は自分だけを操作したのだ。







さらにあなたの下の名前は私の知らないころの記憶を持っていたため











個性が暴発した。







と, 私は思う。













お母さん
…あなたの下の名前, 本当に, あなたの下の名前なの…?
あなた
…はい。
あなた
“プロテア”の花束, お母さんに
お母さん
…え?





























後々知ったことなのだが,






あなたの下の名前は日記を書いていて










私に病気か発作があると思っていたらしい



それからあなたの下の名前はプロテアを出すようになったという。









とても, 難しい話だ








私も, 何が起きたのかよくわからなかったから
















研究はどんどんヴィランの道へと歩んでいた







気づけばプロテアという花束を使って薬を作っていた










…もう元には戻れないほどに








オーバーホール
…また来たのか
お母さん
…えぇ, 治崎さん
お母さん
鬱陶しいとでも言いそうな顔ですね
お母さん
どうせまたこの薬を買うのでしょう?
オーバーホール
あぁ, いただく






















戸籍はすでに消していた





裏社会では私はこう呼ばれていた





「天才魔法使い」








ただの覚醒剤を作っただけなのに。














私はその薬で人を殺めることができることに気づいた





自室でネズミを殺したからだった





















もう, やめようと思った

















でも, 私の体はプロテアという花束に依存していた



























たった一年だった




たった一年で, 何もかもが変わってしまった







5歳だったあなたの下の名前は16歳になっていて


しかもその間の記憶があるらしくて


私のことを恐れていて


私はあなたの下の名前に依存していて


私はヴィランになっていて






鷹見啓吾という男はNo.2にまで上り詰めていて











私は警察に捕まったのち, AFOに精神を滅ぼされ








ホークスに殺されかけ











死穢八歳會に拾われた












そして私の娘は雄英で保護されていて。













これが, 私の人生だったのかと












言いたくはなかった。

























AFOに作られた改造人間である私は




早死にすることが確実だった






つまり, 私の死後は誰もあなたの下の名前のことを守れないのだ















だから, 雄英に行ってくれてよかったと思うよ














AFOは絶対にあなたを狙う。どんな手を使ってでもね












でもそれは私という”位置情報“を持っているかぎり。













AFOから生まれた時, 私は体内にGPSのような物が入ったらしい。






それからはずっと逃げる日々だったからね。










この過去を知っているのは私だけ。








そして, 違和感に気づくことのできないあなたの下の名前が


思い出したら, もう大丈夫だろうとは思う, けど。













連れ回しちゃって,




あなたに不快な思いをさせて,




たくさんたくさん迷惑かけて




ごめんね___
























スクロールお疲れ様でした!!!!


内容難しかったと思うので一応説明を次のチャプターでしてますので, ぜひ。



このチャプターが最重要回で, 完結までの中間地点を大幅に過ぎたくらい…ですかね?



めっちゃ力入れました………



ここまで長くなるとは…………





次回を考える力が回復するまでこうします!!


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いけたらすぐ書きます!!!

待ってます!!!!!

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