めちゃめちゃ長いですが最重要回です
時間がある時にお読みください!
あのとき
あなたの下の名前が部屋の前を通ったとき
わずかに私には意識があった
私は, 生まれる場所を間違えたと思う
そのおかげであなたの下の名前に会えたから結果的にはよかったけれど
私を産んだ怪物は
私を殺した
なんのために私を作ったのだろうと,
必死になって
あの人にも捨てられた
仕事の都合上, 私と付き合ったんだそう
あなたの下の名前が私の部屋の前を通ったのは一瞬だったのに
頭の中に全て流れ込んできて
苦しくなって
私が生まれて三年のころ
あの人は私にこう言った
そうだね, 美しくて儚い君は
私の個性が発言した時
あの人は満面の笑みでこう言った
嫌とは言えなかった
そして私は五歳になってすぐに無個性になった
この世の理不尽に立ち向かうために
科学者, 研究者の道を進んだ
それから, 私は少しずつ薬を作るようになった
けれど, 無個性の私は
着いて行くことができなくなった
研究者のみんなは個性自体が脳を賢くさせていたから
私だけが, 常に遅れていた
そんなとき
彼にあった
私より年下で, ヒーローなのだという。
とある夜, 付き合って二ヶ月ほどで,
体を重ねた
彼は未成年だったというのに気付いたのは
あなたの下の名前が生まれてからだった
あなたの下の名前はまだ1歳
一人でこの子を育てるなんて, 無理だよ
私と彼との年齢差は十歳で
その時彼は17歳で
男の人だから成長期だったのかな,私よりは背が高かった。
だから成人しているものだとばかり思っていた。
でも今は22歳で
あなたの下の名前はもう16歳なのだ
あなたの下の名前が五歳のとき
個性は突然現れた
あなたの下の名前がそう言ったとき
私の目の下のクマや小皺は消えて
健康体になった。
そう, 元気になったのだ
そのまま私は病院に行った
彼の個性と私の個性が関係しているのなら
確実にオールフォーワンに狙われてしまうから
結果によっては戸籍を消さなきゃ
もとの私の個性は「光」
ビームなど, なんでもできる
突然変異…なのだろうか
運良くあなたの下の名前は疲れてしまって, 熟睡していた
このことは私とこの医者しか知らないのなら…
あの人にバレないように隠そう
そう思った結果, 声に出せば花が出る, 花束という個性をあなたの下の名前に伝えた
その一年後
私は海外出張をしてプロテアという花を知った
あなたの下の名前にはそれを作ってもらって, 研究を続けていた
問題はここからだった
そのさらに一週間後のことだった
たまたまその日は研究が長引いて, 家に着いたのが24時を過ぎていた
幼いあなたの下の名前はその場にいなくて,
あなたの下の名前は16歳になっていた
私にはそうした記憶が全くない
あなたの下の名前が勝手に言霊という個性を使ったのだと思う
でも, もう一度家の外を見た時景色は全く変わっていなかった
つまり, あなたの下の名前は自分だけを操作したのだ。
さらにあなたの下の名前は私の知らないころの記憶を持っていたため
個性が暴発した。
と, 私は思う。
後々知ったことなのだが,
あなたの下の名前は日記を書いていて
私に病気か発作があると思っていたらしい
それからあなたの下の名前はプロテアを出すようになったという。
とても, 難しい話だ
私も, 何が起きたのかよくわからなかったから
研究はどんどんヴィランの道へと歩んでいた
気づけばプロテアという花束を使って薬を作っていた
…もう元には戻れないほどに
戸籍はすでに消していた
裏社会では私はこう呼ばれていた
「天才魔法使い」
ただの覚醒剤を作っただけなのに。
私はその薬で人を殺めることができることに気づいた
自室でネズミを殺したからだった
もう, やめようと思った
でも, 私の体はプロテアという花束に依存していた
たった一年だった
たった一年で, 何もかもが変わってしまった
5歳だったあなたの下の名前は16歳になっていて
しかもその間の記憶があるらしくて
私のことを恐れていて
私はあなたの下の名前に依存していて
私はヴィランになっていて
鷹見啓吾という男はNo.2にまで上り詰めていて
私は警察に捕まったのち, AFOに精神を滅ぼされ
ホークスに殺されかけ
死穢八歳會に拾われた
そして私の娘は雄英で保護されていて。
これが, 私の人生だったのかと
言いたくはなかった。
AFOに作られた改造人間である私は
早死にすることが確実だった
つまり, 私の死後は誰もあなたの下の名前のことを守れないのだ
だから, 雄英に行ってくれてよかったと思うよ
AFOは絶対にあなたを狙う。どんな手を使ってでもね
でもそれは私という”位置情報“を持っているかぎり。
AFOから生まれた時, 私は体内にGPSのような物が入ったらしい。
それからはずっと逃げる日々だったからね。
この過去を知っているのは私だけ。
そして, 違和感に気づくことのできないあなたの下の名前が
思い出したら, もう大丈夫だろうとは思う, けど。
連れ回しちゃって,
あなたに不快な思いをさせて,
たくさんたくさん迷惑かけて
ごめんね___
スクロールお疲れ様でした!!!!
内容難しかったと思うので一応説明を次のチャプターでしてますので, ぜひ。
このチャプターが最重要回で, 完結までの中間地点を大幅に過ぎたくらい…ですかね?
めっちゃ力入れました………
ここまで長くなるとは…………
次回を考える力が回復するまでこうします!!
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いけたらすぐ書きます!!!
待ってます!!!!!











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。