俺は新たに始まる ひとり暮らし と 高校生活 に
期待と不安を抱きながら引っ越してきたばかりの慣れない街をひとり歩いていた
〜〜〜♪
近くの公園から歌声が聞こえ、それに誘われるように自然と足が動いていた
その中ではふたりの男性がギターを持ちながら歌っていて
と少し離れたところから聴いていると…
ドサッ!…_
「うえぇ〜〜ん!」
と目の前で男の子が派手にコケ、思わず手を伸ばし駆け寄ろうとした時
と女の子がひとりその子に駆け寄った
と笑顔で必死にその子を慰めているとすぐに母親が駆けつけ、また笑顔でバイバイと手を振る
その女の子は歌を聴きに来ているようですぐに近くにあったベンチに座り
たまに目を閉じて聴き入ったり、小さく歌ったりふたりの歌を楽しんでいるようだった…
俺はなぜかそんな彼女から目が離せず、同じように歌を聴きながらその瞬間を気づけば少し楽しんでいた
今度は荷物を持ちうろうろと座りたそうにしていたおばあちゃんにそう声をかけ
なんて一緒に座りながら話し始めた
そして俺もそんな彼女を見ていたらあっという間に演奏は終わっていて
少し残念そうにしながら空を見上げ…
といつの間にか暗くなっていた空に浮かぶ大きな満月を眺めそうつぶやいた…
と今度は月に見惚れていると
もうそこにあの子はおらず…
と俺は少し頬を上げ
この街に引っ越してきてよかったかも…
なんて思いながら明日から始まる新生活にも少し期待が膨らんだ
そして、、、、、、
高校初日、クラス表に群がる生徒の1番後ろでぴょんぴょんと飛んでいる女の子がひとり…
昨日の子…あなたの名字あなたちゃんって言うんや…
彼女との再会は、思っていたよりも遥かに早いものとなった…











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!