どのくらい歩いただろうか?気づけば私達は気を失っていた…
ん…
あれ?ここは?
あれっ?
って皆は?
俺はここだ〜!
声は上の方からした
アキノリくん!
大丈夫?
へへ……
大丈夫でーす
あれ?
姉ちゃんは?
うぃす!
(この感じはなんでうぃす…?)
ウィスパーさん?
どうかしました?
何やら背後からやな感じが
えっ?後ろ?
ガガガガガガが…!!!!!
一斉に後ろを向く!
な、なんだあれ?
やばい気配しかしない!
まだ姉ちゃんも見つかってないのに!
ここはひとまず引くぞ!
うん!(朱雀以外みんな)
場所は変わって、霧濃くなった森のそのまた奥の池のほとりにて…
ん…
あ、れ?
ここ何処?
アキノリー!トウマー!
アヤメちゃーん!ケースケ!
それにウィスパーもミッチー、朱雀も皆何処にいるの?!
はぁ〜困ったな…
こんな時ミッチーがいたら…
ガサ…(生い茂る草むらが揺れる)
だっ、誰?
○○!
トウマ!
(ニコッ)
良かった〜!
皆とはぐれちゃったのかと思ったよ笑
行こ
うん!
皆、こっちにいるの?
そう…
早く行こ…
う、うん!
そうだね?皆を待たしたら悪いもんね?
(おかしい…
トウマがこんな切羽詰まったこと言わないけど何処か変な感じ…)
(会って早々不気味に笑ったのも
やっぱり変だよ…)
トウマ?
ちょっと聞いていい?
(立ち止まる)
何?
どうして私の居場所わかったの?
そんなの決まってる…
一緒懸命探したからさ…
こんな濃い霧の中を?
1人で?
(顔が少し歪む)
だからなんなのさ!
(明らかにおかしい…
トウマがこんな事で怒ったことないのに…)
(この人…もしかして…トウマじゃない?
だとしたら…ヤバい!何とかして逃げないと!)
あっ!そうだ!
?
もしかしたらあっちにもアキノリ達いるかもしれないよ!
…そうだね…
ねっ?ねっ?
行こうよ!
足早に去ろうとする
待て!
キャッ!
ダン!(何かが木に当たる)
この俺からなぜ離れる?
えっ?と、トウマ?
貴方の手を掴む
お前は俺といればいいのだよ…
い、イヤ!離して!
貴方の手を掴む手が段々強くなる…
誰か…誰か助けて!
誰も来やしないよ…
ここは妖魔界の果ての果て…
見つけたとしてもだ…この濃い霧の中どうやってでるのだ?
お前は見捨てられたのだよ…
仲間に…な…
そん、な…
ぽたっ…
私は…私は皆に酷いことしたかもしれない…
皆に恨まれることしたかもしれない…
でも…でも!皆と一緒に過ごした時間は嘘じゃない!
アキノリやトウマ…アヤメちゃんだって、弟のケースケだって…皆大切な人達だから!
貴方は見た目はトウマだけど違う!
トウマは皆のことを思ってる!
そんな酷いことしない!
ならどうやって仲間を探す?
お前には何の手段があると言うのだ?
飛ぶ!
何!?
シャキン!
召喚!
シャドウ!
私の友達…出てこい!舞蝶(アゲハ)!
キュイーン!
舞蝶(アゲハ)!
参りました!
あら?
あなたが私を呼んだのなら空を飛びたいのかしら?
えぇ!私を皆の所へ!
させるか!
雪薔薇!
カチコチ(辺り一面氷の世界に変わってしまった!)
何!
1歩でも動いてみなさい!
貴方を木っ端微塵にしてやるわよ!
す、凄い!
さぁ!行くわよ!
!
うん!
くっそ!
待ちやがれ!
シャン!(飛び立つ音)
あら?
もう動いたの?イケない子ね💜
(ゾクッ)
(何だこの寒気は?)
私に涼しさと寒気を出して欲しいのかい?
それならお望み通り出してあげるよ!
何?!
フォォォ〜!(風と霊気が集まってくる)
この子と私に喧嘩を売ったこと後悔しな!
ガキガキ(段々雪と風が結晶化していく!)
仙郷幻想(せんきょうげんそう)
シャキーン…(空と地上が氷漬けに…)
こ、の、俺が…
パキン…
さぁ…!
ほんとうの本当に、あの子たちに会いに行きましょ!
うん!
少し時間が流れ…
ねぇ…雪胡蝶…
私、あいつに「お前は仲間に見捨てられた」って言われた時すごく悲しかった…
でも…違うと思った…
どうしてそう思ったんだい?
私は皆と一緒の時間を過ごす内に何となくそんな事を思ってる事はないと思った…
何故なら…
何故なら?
今皆が私を探してくれてるから!
下から…
○○だ!
えっ?どこ?
皆上だよ!
本当だ!姉ちゃん!
ケースケ!
○○ちゃん!
アヤメちゃん!
トウマにアキノリ!
朱雀!
よし…任せろ!
やっと!やっと会えたー!
後から朱雀に聞いたけど、私が落ちたのは幻想の森で、ここに落ちたら2度と出てこれないって言われてる場所らしいけど私は彼が本当は私に弱かった心を鍛えてくれたのだと思ってる…
あんな人間初めて見た…
また会いてぇなぁ…
主人公の名前を募集します。
決まれば全て固定にしてその名前で呼ばさしてもらいます。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。