あなた 「マスカーニャもすっかり強くなったね~。」
この人はワタシのトレーナーさん。
ちょっとドジなところがあるけれど、優しくて色んな人に好かれている自慢のトレーナーさん。
「よしよ〜し、カワイイな〜♡」
そんなことないよ、トレーナーさんの方がカワイイよ。
ワタシがトレーナーさんを守らないと。
「うん、いいよ~♪」
こいつはネモ。
トレーナーさんの友達……らしいが、何か馴れ馴れし過ぎる。
ワタシのトレーナーさんにあんまり触らないで欲しい。
「えー(笑)そうだったの?後でボタンちゃんにも教えてあげよっと。」
何を話しているんだろう?
ていうか、ボタンちゃんってダレ?
また、ワタシの知らない人が出てきた。
なんでトレーナーさんもそんなに楽しそうなの?
ワタシじゃなくて、他の人のほうが好きなの?
ワタシだけを見てよ。
ねぇ。
ねぇ!
ねぇってば!
ズルいよ……ワタシだってトレーナーさんが好きなのに。
ガシッ!!
「……どうしたの?マスカーニャ?」
捕まえた♡
もう話さないよ?
泣いても、叫んでも、絶対に離さない。
ワタシだけのトレーナーさん♡












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。