俺は今掲示板の前に立ち、
クラス分け表を目を細くして見つめていた。
目線の先には、
「緑川 じゃぱぱ」という文字があった。
バカみたいに1人ではしゃいでいた。
いや、馬鹿なんだけどね(((
よし!どんな人がいるかな〜!
なんて、不安に思いながらも、
楽しみにしている自分がいた。
- 1-1 教室前 -
1-1ここで合ってるよな、?
初っ端から教室間違えたら恥ずいぞ!?
チラッ (上にある看板を見る)
よし、合ってるな …
よし!行くぞ!?
行ってしまうぞ!!??
いいのか!?((落ち着け
ガラガラ (扉を開ける)
聞こえるか聞こえないか曖昧な挨拶をして、
教室の中に入る。
教室を見渡すと、
ガヤガヤとお喋りに夢中な人が沢山いた。
友達を作るため話しかける人、
元々友達だった人と話す人、
1人ぽつんと静かに本を読んでいる人、
叫びまくってなんかよく分からない生物((
俺はどちらかと言うと、
そんなに騒がない人が好きだなー。
でも、一緒にふざける人。
あ!でも!先生には目つけられたくない!!!
教室を見渡していると、
ひとつの机に目が止まった。
「 緑川 じゃぱぱ 」と書かれた、
ネームプレートを貼った机。
きっと、あれが俺の机だろうと、
その机に向かって歩き出す。
ガタッ (椅子を引く)
椅子に座ったと同時に、
誰かが俺に話しかけてきた。
ん?“ 初めて ”って言った?
こんなに可愛らしい人が?
そういえば、
どぬの頭に着いてるのはケモ耳、?
きつね…だろうか。
俺は初めて見るけど、
テレビで話題になってたな。
「 ケモ耳を生やした“ 人 ”がいる 」と。
俺はあまり詳しくは知らないけど、
なにか理由があるのだろう。
いや、今はどぬと仲良く過ごすのが優先だな。
いつかどぬの口から話してもらおう。
その日はいつもの、
“ 変わらない日 ”よりもずっと楽しく思えた。
いつもとは違うのに、何故なのだろう…?
はぁい!!!
更新おっそ⤴︎⤴︎
はい。ほんと申し訳ないです。
僕こんな感じでほんとマイペースなんですが、
ゆっくりして行きましょ。
今回新しく登場したのはどぬちゃんでしたね!!!
僕の推しは早めに出したいんですよ︎︎👍
でも、みんな平等に書いていくのでだいじょぶです😎
読んでくださり、ありがとうございました🙏
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。