knmc side
あれから毎日のように彼女は僕に会いに来る
僕は幽霊なのに怖がらない人は初めてで、
そんな彼女は僕には酷く輝いて見えた
夜、二人っきりでいつも楽しい話をする
友達の話とか、先生の話
彼女のお兄さんの話もたくさん
私のお兄ちゃん頼りないんだよね、と
照れくさそうな彼女の笑顔が眩しくて星のようだった
今日も彼女の前に現れる
僕を見つけた彼女は笑って僕を照らす
そんな軽快な会話さえ心地よい
さり気なく傍にいる
その安らぎが僕を温めてくれる
夜はゆっくりと過ぎていく
まだ、時間は来ない













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。