僕の勘違いだったようだ。
心無しか、桃くんに強く当たってしまう。
落ち着いて、慎重に話そう。
自己暗示をかける。
ガブッ、
普段よりも、優しく噛んでいる。
だが罪悪感からくるものなのか、痛く感じる。
ヂュッ … 、ヂュゥッ …… ッ、
久しぶりだ、この感覚。
痛いけど、どこか気持ち良くて、
深く溺れてしまいそうな快感に襲われる。
ヂッ、ヂュッ …
いつもよりも吸われる血の量が多い気がする。
最近、桃くんに上げられてなかったもんな。
ごめんね、?
桃くんが僕の首元から口を離す。
だめだ。
会話が弾まない。
何か、話題は … っ、?
沈黙が続く。
部屋の中はしんとし空気音と、呼吸音が響く。
だが、そんな沈黙を破ったのはやはり彼だった。
最近触れていなかったのもあるのか、優しくしてくれているのが汲み取れた。
他に何かあるの …… 、?
嫌われないようにデタラメを言えばいいのか、正直に言えばいいのかわからない。
心の中で葛藤中。
でも、僕は自分に真実でいたい。
そう口にした。
すると、彼の口角が上がる。
彼は優しい。
今なら、行けるのかな?
彼の名前を呼び、彼を振り向かせる。
振り向いた瞬間に、
ちゅっ、
口付けをした。
せんでん!!
橙くんめいんのお話!!
ゲームの大会で、ネッ友として会いに行ったら推しでした!!!
みたいな感じの小説ですっ!
この方のお話がすごく好きで、雰囲気がばか可愛いんですよ!!
ほんとおすすめ!!
興味ある方是非!!








![私の推しは兄でした。 [🎲]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/037042d526cefdcdc29e9f176daaec1f06cdd850/cover/01J8SVY8BZ4ZV5NSXS9C7T0Q7J_resized_240x340.jpg)



編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!