第3話

女の子、なのに、、(カナト)*if
131
2023/06/16 14:53
あなた

、、、。

とうとう、やってきてしまった

何がやってきてしまったのか?って言うと、、
1ヶ月に1度来ると言われる、、
”女の子の日”、、

私の場合、他の子よりも症状が重くて
この時期は何をするのも辛いと感じてしまう
だから、いつもは、、
無神家で安静にしているんだけど

今回は、、
_コンコン、コン、_
ガチャ
カナト
ここにいたんですか、。
随分と探しましたよ。
逆巻家に、色々あっているんだよね、、
あなた

、、、カナトさん、。

カナト
どうしたんですか?
顔色が悪いですね、、折角このボクが
キミにプレゼントを
もってきてあげたというのに、、
しかも今はカナトさんが
部屋に入って来ている状態、、

どうしよう、ゆっくりしていたいのに、、
あなた

、、、。

カナト
、、なんでずっと黙っているんですか?
私が考え事をしていたせいなのか、
どんどんカナトさんの機嫌が急に悪くなる
あなた

えっと、、

あなた

その、、

私は説明しようか、?と思うも、、
中々言葉が出なくて、、その間にも
カナトさんが怪しそうに私を睨んでいる
怒らせてしまったのかな?
カナト
キミは”のろま”なんですか、?
だから、いつまで経っても何も出来ない
そうでしょう!?
そう言ってカナトさんは
鋭く睨みつけながら、
私を押し倒した
あなた

きゃっ!?

突然、バンッと音を立てながら、、
勢いよくベッドに押し倒される

そうなったせいで、、
あなた

いっ、!?

私の中からドロっと何かが出る感覚がする
それと共に下腹部が悲鳴をあげる
あなた

っ! 、、ぅ、

そんな様子を見て、カナトさんは
カナト
急にどうしたんですか?
そんなに強く押してはいないのに、、
カナト
まあ、いいです。
そんな事より、コレを見てください。
特に気にした様子もなく、、
そんな事より、で片付けられてしまった
あなた

(そんな事よりって、、
こんなに辛いのに、酷いよ)

そう思っていた私の手の平に
カナトさんが何かを置いた
カナト
はい、どうぞ。
あなた

あ、ありがとう、ございます。

私はお礼をカナトさんに言って
ベッドから起き上がる

そして、手のひらに乗っているものを見ると
そこには少し小さめの包みがあった
あなた

、、、開けても、いいですか。

カナト
いいですよ
私はそれを少しずつ丁寧に開くと
そこには、、
あなた

、、、!

カナト
とっても美味しそうでしょう?
キミが喜ぶかと思って残しておいたんです
あなた

、、、そうですね

綺麗にならんだチョコレートが入っていた
美味しそう、美味しそう、なんだけど、、!
”女の子の日”だと、チョコレートは
刺激物で、、
食べるとお腹の痛みが重くなってしまう
カナト
なら、1つどうぞ。
食べてください
それを知らないカナトさんは
包みの中のチョコレートをつまむと
私の方へ持って行こうとする
あなた

えっと、、カナトさん。
待って、下さい、!

私はカナトさんを止めようとするも
カナトさんは、不思議そうに首を傾げながら
こう言った
カナト
なんで嫌がるんですか?
ボクはキミに食べさせて
あげようとしているだけなのに、、
カナト
ああ、わかりました、!!
キミはボクにもっと優しく
食べさせて貰いたかったんですね。
彼は勝手に解釈すると手を止めて、
別の方向からゆっくりとチョコレートを
私の口へと運んでくる
カナト
はい、あ~~んーー
あなた

ちょっと待ってください!!

私が待って、と言っているのに
気づいていない様子のカナトさんに

私は大声で叫ぶようにして言った
カナト
なぜです?
私は勇気を出して言う
あなた

私、今チョコレートとか、食べれなくて

あなた

カナトさんの、気持ちには
とても感謝しています。でもーー

その途中、カナトさんは、遮った
カナト
はあ?
しかも、目を見ると、とても怒っている様子で
私を酷く睨みつけている
カナト
キミの理由や気持ちなんて
知りませんよ!!
そう言ってさっきより強く、
私をベッドへと押し倒した
当然、さっきよりも強く押し倒したのだから
私の中もドロドロっと音がして
下腹部がズキズキと締めあげられる
あなた

、、ぐっ!いっ!!

私はお腹を抱えながら、声を上げてしまう
カナト
、、、。

私のその様子に
カナトさんは、何か気づくと

私の体の上に馬乗りという形で体に近づいてきた
あなた

、、カナトさん、?

カナト
、、わかりました
カナトさんは、そう一言いうと
その後に続いて喋り始める
カナト
おかしいとは思っていたんですよ、、

キミの身体から、血の匂いがいつもよりも
強く出ているということに、、!
カナト
何かあったのか、と思ったんですが
ある意味なにかあったんですよねぇ?
あなた

そ、それは、、っ

私が戸惑っている様子に
彼は笑みを浮かべて耳へと囁きながら
こう言う
カナト
隠さなくてもいいんですよ
カナト
キミ、”生理”なんですよね?
あなた

、、、!

私は驚きつつも
何を言えばいいのか分からずに
黙ってしまった
カナト
隠さなくてもいいんですよ、、?
ほら、こうやって、、!
カナトさんは、私の下腹部まで指を滑らすと
勢いよくグッ、!と、押してきた
また、当然血が中から出てくる
それと同時に痛みが締め上げてきて
私は悲鳴をあげる
あなた

ぐっ、!あっ!

カナト
フフフッ、いい気味ですね。
もっと押してあげましょうか?
そう言いながらも、カナトさんは
グリグリとお腹を押してくる
あなた

いっ、やっ!

カナト
、、もう飽きて来ました、。
そろそろ君の血を頂きましょうか?
あなた

、、やめ、て、今は、もう無理、です

私はそう言って抵抗するも、
手を押し付けられてしまう
カナト
大丈夫ですよ。
これくらいで、キミが死ぬ訳ありません
そうでしょう?
あなた

い、や、っ!

私がやめてと言っても、
カナトさんは辞める気配もなく、首筋へと
近づいてくる
カナト
、、うるさいですね
噛みちぎりますよ?
あなた

、、ッ、!

私が恐怖で固まると、カナトさんは
かぶりと、首筋に噛み付く
カナト
、、ん、は、、っ、
ぢゅる、ぢゅるっと血が吸われる度に
意識を失いそうになってしまう
あなた

ん、やっ、!、あ

カナト
血が薄いですね、、
やはり”生理”だからでしょうか?
カナト
面倒ですね、、
私が苦しむのを見てカナトさんはそう言うと
カナトさんは何かを考え始める
そして何かを思いつくと、私に向かって
こう言った
カナト
ああ、わかりました、、!
君を犯してしまえば、”生理”なんて
鬱陶しいものが来ることは
ありませんよね?
ああ、そうです、!
そうですよ!!
、、君もそう思いますよね?
そんな風にカナトさんが私を見るが、、
あなた

、、、、。

私は既に意識を失っていたようで
首筋からは、血が少し滲み出ていた
カナト
、、相変わらずノロマでグズですね 
キミは。
そういいながらも、
カナトさんは私の首筋に近づくと
カナト
ん、、。
傷口を優しく塞いでくれた
そして、私を抱えてゆっくりと
ベッドに下ろし、毛布をかけてくれる
カナト
今回は、
ボクが少しやりすぎてしまいました。
、、ごめんなさい。
カナト
、、でも、キミも悪いんですよ。
”生理”だと、言ってくれれば、、
と、謝りつつ心配してくれる
カナト
今日は、これくらいにしてあげます。
チョコレートは、置いておくので後で
食べてください。
と言うと、部屋から出ていってしまった
数分後、、
あなた

ん、、

ここは、?
、、そうだ、
さっきまで私、カナトさんに吸血されて

それからどうしたんだっけ?

私はベッドからゆっくりと起き上がると
テーブルの方に向かった
そこにはさっきカナトさんがくれた
チョコレートが乗っていて
その近くにはメモが書いてあった
あなた

えっと、。

あなた

カナト、さん、、

それを読んだ私は1口だけ、
チョコレートをかじった

どうだったでしょうか!?

久しぶりに投稿しました、間宮です!
今回はちょっとカナトくんを書いてみたく、
やってしまいました!!

投稿遅れてしまい、すみません!!
お詫びに、アンケートを取りたいと思います!!


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それではまた次回のお話で!!
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