第3話

第一部 第三節〈まるで咲いてしまった化けの花〉
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2024/12/15 15:11 更新
   ⚠︎⚠︎注意⚠︎⚠︎
 物語の都合上、王妃(ママふゆ)がかなり悪者感あります。苦手だと思ったらすぐに引き返してください。
 期日 早朝
 雪国の関所
瑞希
瑞希
どもども〜
衛兵1
何者だ
瑞希
瑞希
あれ?そちらの上官さんから聞いてませんか?
瑞希
瑞希
ボク、白銀騎士団のWHITE隊の者なんですけど
衛兵2
白銀騎士団…
瑞希
瑞希
はい!隊の代表として、御国の内見に来ました^ ^
衛兵1
…お前、聞いているか?
衛兵2
昨夜、衛兵隊長から来客があると聞いたが…彼女のことだろうか
衛兵1
お主、名はなんと申す
瑞希
瑞希
暁山瑞希、です
衛兵2
…ふむ、間違いないようだ
衛兵2
通ってよし!
瑞希
瑞希
ありがとうございまーす
瑞希
瑞希
衛兵さんもお疲れ様でーす^ ^
瑞希
瑞希
……(さて、無事入国)
瑞希
瑞希
(あとは建前通りに王妃に会いに行くだけ)
瑞希
瑞希
…待ってて、絵名
瑞希
瑞希
(それにしても…半年前に比べてずいぶんと国内の空気が廃れてるなぁ)
瑞希
瑞希
(まぁ、あれだけ愛想よくしてた皇女様がいなくなったんだから、当然と云えば当然か)
雪国民1
りんご一つ、200円ね
雪国民2
寒い……
雪国民3
ってぇな!誰だこんなとこに酒瓶置いたやつ!!
瑞希
瑞希
(城下町なのにこの治安…)
瑞希
瑞希
(早くまふゆを元に戻さなきゃ)
瑞希
瑞希
(この国の人たちのためにも)
??
失礼、白銀騎士団の暁山殿ですね?
瑞希
瑞希
えっ?
騎士
わたくし、この国で騎士長をしております
瑞希
瑞希
あ、あー!どうも💦
瑞希
瑞希
(この人、前にボクを襲った…)
騎士
先ほど、関所の方から暁山殿が入国されたと連絡がありまして
騎士
これから先はわたくしが案内いたしましょう
瑞希
瑞希
ご丁寧にどうも〜^ ^
瑞希
瑞希
(よかった、ボクのこと覚えてない)
瑞希
瑞希
(魔法はちゃんと効いてるみたいだね)
騎士
ご覧の通り、この国はまふゆ様が行方不明になってからこのような事態になっております
騎士
それだけ、あの方は大切な存在でありました
瑞希
瑞希
……あの、王妃や陛下はどのようなご様子で?
騎士
陛下はまふゆ様の失踪に大変混乱しております
騎士
たった一人の愛娘ですから
騎士
それゆえ、現在は王妃殿が国政を
瑞希
瑞希
そうですか…
瑞希
瑞希
あの、それでボク…いや、
瑞希
瑞希
私、王妃と少し話がしたくて
騎士
どのような?
瑞希
瑞希
国に関わるものなので内容は伏せますが、大切なお話です
騎士
判りました、宮廷までご案内します
瑞希
瑞希
ありがとうございます
瑞希
瑞希
(…この騎士長もだいぶ疲れてる)
瑞希
瑞希
(言動にあの、戦った時みたいな鋭さがない)
瑞希
瑞希
(早く、なんとかしないと…)
 ***
 宮殿
騎士
この先が、王妃の執務室です
騎士
わたくしは部屋の前で警備にあたります
騎士
何かあれば呼んでください
瑞希
瑞希
了解です、案内ありがとうございました
騎士
では、🚪コンコン
騎士
失礼します。王妃、お客人です
王妃
王妃
🚪<白銀王国の方ですね、どうぞ
瑞希
瑞希
失礼します
 🚪<『バタン』
瑞希
瑞希
お初にお目にかかります、白銀騎士団の暁山と申します
王妃
王妃
暁山さん、遠いところからようこそ
王妃
王妃
ごめんなさいね、仕事が忙しくて手が離せそうにないの💦
王妃
王妃
適当にかけてくれて大丈夫だから、どうぞ☺️
瑞希
瑞希
では
〈近くの椅子に座る〉
王妃
王妃
少し前まであの人に頼りっぱなしだったから、仕事には慣れていなくて
王妃
王妃
けどもうすぐで一段落しそうだから、少しだけ待っていただけるかしら?
瑞希
瑞希
もちろんです
瑞希
瑞希
(王妃もだいぶ疲弊してる)
瑞希
瑞希
(ボクと戦いになってもこっちが負けることはなさそう)
瑞希
瑞希
(もとより、そんな状況にするつもりはないんだけど)
王妃
王妃
…よし、これで大丈夫ね
王妃
王妃
今お茶を持ってきてもらうわ
瑞希
瑞希
ありがとうございます
王妃
王妃
〈瑞希の正面の椅子に座る〉
王妃
王妃
…この国の様子は、もう見られたかしら?
瑞希
瑞希
はい
王妃
王妃
みんな、疲れてしまっていて
王妃
王妃
まふゆがいなくなってからずっとこの調子
王妃
王妃
けど、魔族を一匹捕えたと知った時は、少しだけ街の士気が上がったわ
瑞希
瑞希
!…捕えた魔族は、どうしてますか
王妃
王妃
あら、どうしてそんなことを聞くの?😶
王妃
王妃
あんなものはどうでもいいじゃない
瑞希
瑞希
あんなもの、ですか
王妃
王妃
ああ、そうだわ…!
王妃
王妃
あなたに取り調べしてもらうのもいいかもしれないわね
瑞希
瑞希
王妃
王妃
あの魔物、全然まふゆの場所を教えてくれないの
王妃
王妃
この国はとても寒いから、冷水を被せればすぐにでも話すと思ったのに
瑞希
瑞希
は…?
(冷水?)
王妃
王妃
我慢しないで情報を吐けば楽に殺してあげるのに、
王妃
王妃
本当何を考えているのか分からないわ
瑞希
瑞希
……っ
王妃
王妃
…みて、あそこ
瑞希
瑞希
え?
王妃
王妃
あのあたり、花畑になっているでしょう?
王妃
王妃
この国でも咲き続けることができる花を選んで、植えているの
王妃
王妃
とっても綺麗
瑞希
瑞希
…はい
王妃
王妃
けどたまに、変な色や形の花が咲くことがあるのよ
瑞希
瑞希
はぁ…
王妃
王妃
それを見て思ったわ
王妃
王妃
まるで私たちと魔物ねって
王妃
王妃
私たちは綺麗な花だけど、
王妃
王妃
あれらはまるで咲いてしまった化けの花よ
王妃
王妃
まふゆもそんなものに毒されて…かわいそうに……
瑞希
瑞希
っ、
(本当に、この方は……)
瑞希
瑞希
人を…
王妃
王妃
え?
瑞希
瑞希
人を、なんだと思ってるんだ…!!
 To be continued

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