私は家は呪術界で御三家と呼ばれるうちの一つ。
"五条家"
うちには現代最強の術師と呼ばれる五条悟がいる。
五条家の相伝の術式、無下限呪術には大きな欠点がある。それは、六眼がなければ術式が機能しないこと。
五条悟は六眼と無下限呪術を両方持っている。その強さは世界の均衡を揺るがすほど……
そんな五条悟が産まれてからの五条家は、相伝の術式を持って産まれても、何も期待されない。
将来の選択肢は、
呪術師にはならず、表立って呪いを祓うことはない"窓"になるか。
それとも普通の人として、会社に務めるか。
家の雑務をこなすか。
私はそうはなりたくない。
私は五条悟の兄、五条努の娘。
姪に当たる存在だ。
私は無下限呪術を持って産まれた。
でも六眼を持っていない。
……
それがなんだ。
今までの歴史にない、六眼なしの最強の無下限呪術使いになってやる。
周りの大人はみんな言う。
『無駄な努力はやめた方がいい。』
『どうせ五条悟を超えることはない。』と、
見返してやるんだ。
私は決められた道を進むつもりもないし、無理だと決めつけられても辞めるつもりはない。
いつか絶対に成し遂げる。
そんな私の物語……












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。