んー!やっと仕事終わったよぉ…疲れたぁ…
てか、雨降ってきてるしw
傘持ってきてないなぁ…
ま、いっか
パシャパシャ
服が濡れるが気にしない
そのまま走る
うっわー…なんか子供虐めてる奴らおるやん…
ムカつくなぁ…あーゆー奴…
あ、やっべw声かけちゃったw
まwいっかw
殺しちゃえばね
相手の手を取り、足で横腹を蹴る。
あいつらかりーな
うっわよぇ…圧少しかけただけで消えてくやん
てか、最初からこうしとけばよかったわ
見た感じ、6、7歳か?
こんな夜中に子供のみとは…
…家出か捨てられたか親が死んだ…か
私は手を伸ばした。
払って貰っても構わない
この子達の自由だ
2人は震えてた
私はそう言って絆創膏を取り出して
見えてる傷に貼った
そう言って立ち上がろうとした。
が、誰かに服を引っ張られた感覚がした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!