僕の入る時間帯は
お客さんは少ないから
こうして遊びに来た友達と
話しながらバイトすることも少なくは無い
あの日
テヒョンといるところに
遭遇した日から
あなたの姿を見なくなった
別に約束していた訳じゃない
ただ
頻度よく僕のバイト中に来ていたのに
急に来なくなったから
少し心配になった
テヒョン、グクとの関係は
なんとなく知っていた
2人ともあなたを好きって言ってたし
でも、まさか
ジミンも、とはね………
テヒョンやグクは
告白したんだろ?
つまり、好きってことだ
じゃあ、誰なんだよ
そんな疑問を抱きながらも
早くなる鼓動は
ある答えを期待しているようだった
痛いところをつくなよ
お前たちの家には普通に行くのに
なんで僕の家には来ないのかって
考えなかった訳では無いんだから
核心づいた質問には答えずに
淡々と話しているジミン
急に携帯を取りだしたかと思えば
あなたと電話してるのか?
いや、目の前にいるんだけど!!?
嘘までついてどういうつもりだよ!
そう言って帰って行った
まだ訳が分からないところもあるけれど
ジミンがここまでしてくれたんだ
少しでもいいから
自分の気持ちを伝えないと
僕だって好きな子には
笑顔でいて欲しい
そして
笑顔にできるのが僕ならって思うから














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!