第14話

🍯

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2021/01/31 14:37

胡蝶しのぶside


｢あなたｰｯ!!｣

足元がおぼつかない。

目がチカチカして、吐きそうになる。


それでも私は今目の前に晒されている現実を受け止めることが出来なかった｡











｢あ、来たよ。あなたちゃんのお姉ちゃん｡｣


無限城に落とされて、悪臭の漂う方へと足を進めていると、

あなたを攫った張本人、上弦ノ弐がいた。

気持ちの悪い笑顔でこちらを嘲るような顔。











しかしそんなやつの腕の中にあなたは収まっていた。


｢なんで…｣


『姉さん｡ ごめん…』


｢ちょっと遅かったかなｰ??笑  残念｡ あなたちゃんはもう俺のものだよ??｣














反抗的な態度はどこへやら。

あなたは鬼側に付いてしまったのだ。

仕方ない｡

あぁ、私が助けに来るのが遅かった。

いつ？

いつなら間に合った??

あなたが助かる選択肢はいつ出てきた??


最初から間違えてたのか。


あの時さっさと戦っていればこんなことにはならなかった。


きっとそうだ。


じゃないと、こんなはずがない。


いつも、いつも私に向けられていた大好きな笑顔は醜く歪んでいた。

人間ではあるものの、取り返しがつかない。





















｢反抗するの辞めたんだよねー。  君とは違って頭がいいみたい｡｣










ケラケラと笑う鬼は、私の腸を煮え繰り返すには十分すぎる条件だった。






























｢ぶっ殺してやる。｣





































































『お願い…もう、やめて…』













































































あなたは自ら上弦ノ弐の体を押し、離れた。











｢あなた、??｣



























































｢あなた姉さんｯ!!｣

｢あなた!!｣










































後から入ってきたカナヲと伊之助は多分私と同じ気持ちだ。



状況がどうなっているのか全く分からない｡


















































































『誰が順応になったって??  阿呆か。  準備に決まってんだろ｡』



















































あなたはそう言い、不敵に笑った。












































































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あ、作者の凪です!!

耳の聴こえない隊士  を読んでいただいている方ならもうお分かりだとは思いますが、

明日から更新を停止させていただきます!!

(受験勉強の為。)










その報告とは別に、皆様に聞きたいことがひとーつ!!

このお話、そーろそーろENDに向かっていくのですが、

ハッピーエンド  バッドエンド

のどちらがお望みでしょうか!?!?


受験が終わり次第にはなってしまうんですが、できるだけ皆様の意見を反映させて

ENDを書きたいと思っているので


気軽にどちらがいいかコメントしてください!!










待ってます!!!