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第2話

ふたりぼっち(🐰🐿️)
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2025/08/01 06:24 更新
ジソンとリノが、朝からバタバタと出かけていった。

「おりこうにしててね〜!」
『帰ったらおやつ倍な』

玄関のドアが閉まる音がして、部屋がしん……と静かになる。
そこに残されたのは、ソファにちょこんと座ったハンクォッカと、床で丸くなったリビット。

🐿️「……いっちゃったね」
ハンクォッカがぽつりとつぶやくと、リビットはぴょこっと耳だけ動かして、そっぽを向いた。

🐰「またジソン、クォッカのことばっかり見てた」
🐿️「え……?」
🐰「リノが髪切ったの、気づいてなかったよ。ジソン」

ハンクォッカは、ちょっとだけうつむいた。

🐿️「でも……ジソンくん、昨日の夜はリノさんのお歌ずっと聞いてたよ。『かっこいいなあ』って」

リビットのしっぽが、ぴくっと動く。

🐰「……ふーん。いいな。ジソン、やさしいし、すぐ笑ってくれるし。たまにアホだけど笑」

🐿️「リノさんだって、静かだけどすごく優しいよ!リビの耳、濡れてたら拭いてあげてたもん!!」

🐰「そ、それは……ちゃんとした世話だし……飼い主なら当たり前!」
リビットはちょっと照れくさそうにくるっと背中を向ける。

ハンクォッカはそっと、隣に座った。

🐿️「さみしいね、ふたりともいないと」
🐰「……うん」

しばらく、何も言わず、ただ並んで座っていた。

☁️午後のこと

2匹はこっそり、ジソンとリノの部屋に入ってみた。
ジソンのベッドには、ふわっと優しい匂いがして、リノの机の上には、ふたりの写真が飾られていた。

🐰「ふたりとも、いつも頑張ってるもんな」
🐿️「……たまには、甘えてくれてもいいのに」

🐰「うん。でもさ、がんばるからこそ、帰ってきたときの“おかえり”が嬉しいんじゃないか?」

ハンクォッカはちょっと考えて、それからリビットの手(?)をちょん、と触った。

🐿️「……じゃあ、帰ってきたらふたりでぎゅーしに行こう‼️」
🐰「うん」

夕暮れ、鍵の音がガチャリと鳴った瞬間——

「ただいまー……って、え、なに!?」
『うわ、2匹で並んで玄関で待ってるとか反則……』

ジソンとリノが声を上げたとき、ハンクォッカとリービットは、ふたりにぎゅうって飛びついた。

🐰🐿️「おかえりっ!!!」

いつもの家。
いつもの声。
でも、今日の「おかえり」は、ちょっとだけ、あったかかった。

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