掃除が得意。と答えると、この人達の掃除係に任命されてしまった 。
普通だったら、部屋の掃除などを思い浮かべるが この人たちは普通じゃないので 、きっと危ない方の掃除なんだろう 。
一応聞いてみると 、ないこさんはニコニコとしながらとんでもない事を言い出す 。
人の血とか無理だし 。死体とか触りたくないんだけど。
そんな不満を言ったら冗談抜きで殺されそうなので 、頑張って言葉を飲み込み 、頷く 。
てっきり 、何処か違うところで生活すると思っていたから 、簡単に逃げれるだろうと思っていた 。
でも 、そんなに甘くなかったらしい 。
仕事以外は外に出れない 。つまりほぼ監禁状態という訳だ 。
掃除係ってのだけで嫌なのに 、外にも出れない状況に憂鬱な気分になりながら 、無言でないこさんについて行く 。
連れてこられた部屋を見て 、思わず声が漏れる 。
どーみたって、掃除をされていなくて、埃だらけの床、カビの生えている壁 。
ベットのシーツは黄ばんでいて、枕は破れている 。
窓には赤い手形が着いていて 、ツンっとした鉄の匂いが鼻を掠める 。
どう見たって綺麗とは言えない部屋に 、驚きを隠せずに 少し震えながらないこさんの方を見る 。
私が黙っていると 、ないこさんはそう言って部屋を出ていった 。
扉が閉まると 、小さく鍵を閉める音も聞こえて 、恐怖に包まれる 。
今すぐにでも窓を割って逃げたいけど、それよりも先にまずはこの部屋からどうにかしないと思い 、1歩踏み出す 。
文字多いね……
誤字脱字あったらすみません!
じゃね!













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。