第23話

#22
120
2026/03/02 22:23 更新













天人
うぉらあああああああああ!!!!
天人
○ねぇぇぇぇ!!!童ぁ!!


 片手のないあなたの偽名に向かって一斉に攻撃に入る天人を相手にあなたの偽名はギリギリまで立ち尽くす


 そして刃が自身に当たりそうな距離に近づくとその場で高くジャンプをした


天人
はぁ??!?
天人
な"ッ!!


 驚く天人を他所にあなたの偽名は攻撃して来る天人の数を数える


あなた
( 俺の周りだけでも軽く 30 ほどってとこかぁ
あなた
笑 あん時に比べりゃあ断然マシよ


 ボソリと呟き着地する時刀を抜き一周回ってから地へ着し降りた


あなた
ぜーいん……
あなた
地獄で閻魔と団欒だんらんでもしてこい 


 彼がそう呟くと彼が目の敵にしていた 30 人程の天人は一斉に首から血を出し倒れ込んだ


天人
ヒッ
天人
な、何やつだ!貴様ぁ!!!
あなた
何やつ…??
あなた
   笑わせてくれる
あなた
唯の天誅てんちゅう下しの商人侍だよ 


 そう言い立っている彼の姿は5体満足の状態だった



















 場所は屋敷内の広間


 血飛沫が飛び一人の男に飛び散る


神威
しつこいなぁー
女を殺すのは趣味じゃないんだよ


 そう涼しい顔をして神威は片手で貫いた百華を他におろす

 そしてその様子を柱の影から隠れながら子供が声を上げた


晴太
やめろよォ!
そんなに人を殺して何が楽しいんだ!
晴太
なんで…そんなヘラヘラして人を殺せんだよ!
神威
笑顔コイツが俺の殺しの作法だ
どんな人生であれ、最後は笑顔で送って死なせてやらないとね


 そう言いながら神威は晴太に向かって歩向かってくる

 そして神威は晴太に告げる


神威
おいでよ。
お母さんに会うのに、そんなシケた顔してちゃいけないよ




晴太
こ……
ここに母ちゃんが……?
神威
ここからは先に君の仕事だよ


 神威がそういい、晴太は案内された板の挟まれた閉ざされた扉に手をやった

 開こうとしたその時
 中から声が聞こえて来た




日輪
帰りな
日輪
ここにアンタの求めてるもんなんてありゃしないよ
帰りな


 そう晴太に向かって中から話す人に
 晴太は思わず伸ばした手が止まる


晴太
母…ちゃん……?
晴太
母ちゃん! 母ちゃんなのか!?


 我に帰ったのか晴太は扉の板を外し両手で押して開こうとする


晴太
開けてくれよ!オイラだよ!!
晴太だよ!!!

 そう言う彼に向かって彼女は中から話し込む

日輪
私に息子なんていやしないよ
あんたみたいな汚いガキ、知りやしない






晴太
なんで…汚いガキって知ってんだよ
晴太
見てたんだろ、オイラがいつもアンタのこと見てたの
晴太
アンタもオイラのこと見てくれたんだろ!!?








晴太
オイラ、なんにもわかっちゃいなかった
母ちゃんがずっとオイラのこと護ってくれてたなんて……


 そう下を向いていると晴太は肩から扉に当たって貫こうとする

 その姿を神威は少し驚く


晴太
今度はオイラの番だ!
晴太
今度はオイラが母ちゃんを護る!!
今度こそ一緒に吉原ここから出るんだ!
晴太
母ちゃん、ここを開けてくれ!
聞こえてんだろ母ちゃん!
母_____


 そんなこと言っていると後ろから低い声が聞こえて来た


鳳仙
そんなに会いたくば会わせてやろう
このわしが
晴太
ほ…鳳仙…!
神威
あちゃー見つかっちゃった


 鳳仙の姿を見て思わず後ろに下がってしまう晴太と呑気に笑う神威

 そして鳳仙は鼻で笑い晴太の前にあるものを投げる



鳳仙
連れて行くなら連れて行け、童
それがお前の母親だ

 床に転がったのは
 女性の結われた髪の束だった







プリ小説オーディオドラマ