第39話

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2025/04/14 15:02 更新
inm
はぁ゛ぁ゛あ゛!!!!!
俺はハンマーでKOZAKA-Cを倒していた。
3分の1くらいはもう倒せたし、2人で戦ってれば勝てそうなスピードで



ほんの少し、少しだけ油断していたのかもしれない。


hsrb
ライ!!!妖魔がやばい!!!
後ろで戦ってたるべの、叫び声が聞こえた。
inm
え、るべ?
咄嗟に振り向いた時には、俺のゴーグルには妖魔の呪いを直に受けてこっちに飛ばされる星導が映っていた
inm
ほしるべ!!!!!
振り下ろしたハンマーを持ち替えて、星導と俺の間にいるKOZAKA-Cに振り下ろした瞬間に前に飛んで、地面とぶつかる直前に受け止める。
inm
お前大丈夫かよッ!
hsrb
ら、い、すい、ま、せん、これ、やばい、かも、
inm
は、ッ?
ぐったりした星導の顔を覗き込んだ時、変身が解けかけて、顔のヒビが治っており、目は虚ろで焦点が合っておらず、両目から絶えず涙を流していた。
inm
何を見せれてんのか知らねぇけど、変身が解けかけてる以上、お前一旦離脱ね。
hsrb
はい、力が、入ら、ない、ので、投げ、て、ください、
inm
『ごめん、星導が強めの呪い受けて戦闘不能、誰か応援来て』
kyng
『カゲツ行けるか?こっちは任せろ』
mrkm
『ん、わかった、ぼく行くわ』
inm
『おけ、ありがと』
動けないことを確認してから急いでDytica無線に状況を伝えたら、カゲツが来ることになった。
inm
一旦引くから捕まって。俺、お前みたいな巨体吹っ飛ばしたら腕痛めるわ。
hsrb
ぁは、笑、そぅ、です、ね、
そして俺は星導の腕を担いで拠点に走り出した。



涙は止まらないのに意識が朦朧としているようで、だんだん呂律が回らなくなってきている。

もし、呪いと同時に精神攻撃を受けていたら寝ている間に精神を崩壊させられる人もいるから、いくらヒーローと言えど不安定な星導を寝かせる訳には行かない
inm
星導、絶対寝んなよ!!
捕まってないと落とすぞ!!
hsrb
それは、こまりますね、ねま、せん、








数分後
近くで気配がしたと思ったら、俺たちについて来てたKOZAKA-Cが地面にたたき落とされた。
mrkm
伊波!来たで!
後ろを見ると、カゲツが近くにいた奴らに手裏剣を投げて応戦してくれていた。
mrkm
そのまま星導運んでから戻ってこい!
それまでどうにかするわ!
inm
カゲツ!!ありがと!すぐ戻ってくる!




幸か不幸か、俺はもう既に拠点のすぐ側まで来ていたから、急いで拠点に入り、星導を壁に寄りかかるようにして座らせた。
hsrb
、らい、行って、いい、ですよ、
inm
ちょっと待って。
あなたの下の名前(カタカナ)の呪い用の薬あったはずだから、それ飲ませてからね。
そう言って、前にあなたの下の名前(カタカナ)からもらった呪い用と精神安定剤の2つの錠剤と水を用意して星導に飲ませた。

相変わらず涙は止まらないが、青白かった顔が少しだけマシになったことを確認し、すこしほっとして立ち上がった。
inm
ごめんけど、俺行くね。
もし体戻って戦えそうだったら状況みて小柳の方行ってやって。
hsrb
わ、かり、ました、すいま、せん、
inm
んじゃ!後でな!
本当は一緒に居てやりたいのをぐっとこらえて、
全力ダッシュでカゲツのいる方向へ向かった。






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