第23話

包み隠さず
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2025/01/21 13:00 更新
◆◇◆◇◆◇
ニーゴメイコ
ミクから伝言を預かったわ
暁山瑞希
伝言?
次の日、セカイの湖で昼食を取っているとメイコがすっと現れそう告げた。『伝言』。その言葉に、絵名もボクもなんだか身構える。
メイコはボク達を真っ直ぐ見つめながら、口を開いた。
ニーゴメイコ
「いつか、話せるときに話そう」
ニーゴメイコ
「瑞希と絵名のためにも。私達のためにも」
東雲絵名
!?
ニーゴメイコ
まふゆから、みたいよ
暁山瑞希
…………………
いよいよ本格的に、まふゆ達が動き出してきた。ご丁寧にメイコを通じて伝言まで。きっとこれ以上拒絶すると、よりいっそう怪しませるに違いない。
暁山瑞希
(けど………)
東雲絵名
瑞希
暁山瑞希
なに?、絵名
東雲絵名
…………私は、話してみてもいいと思う
東雲絵名
きっと今断っても、また来る。
時間が延びるだけだし、延ばすたびに
不信感は増えていく
東雲絵名
なら、話せるうちに話しておくのが
いいんじゃない?
暁山瑞希
……………そう、だよね
ぐずぐず考えていても仕方がない。まふゆ達は知りたがってる。ボクだって話したい気持ちは大きい。なら、勇気を出して話してみても罰は当たらないはずだ。
暁山瑞希
メイコ
ニーゴメイコ
何かしら
暁山瑞希
ボクも話したい
暁山瑞希
2人に伝えて
暁山瑞希
今夜__25時。セカイで
◆◇◆◇◆◇
指定した時間よりも、2人は早く着いていた。
暁山瑞希
久しぶり、奏。まふゆ
不安なのか少しそわそわしている奏に。静かに湖をただ見つめているまふゆに。そう声をかける。
宵崎奏
っ………瑞希、絵名!
初めにボク達に反応したのは奏だった。ボク達の想像以上に心配してくれていたようだ。目が合うなり、ボク達の方へ駆け寄ってくる。
宵崎奏
よかった………、会えて
宵崎奏
よかった………
東雲絵名
………奏
暁山瑞希
ごめん。心配かけて
宵崎奏
ううん。謝らないで。
それより2人は大丈夫だった?
宵崎奏
急にいなくなって、どうしてたの?
暁山瑞希
………………
暁山瑞希
焦らなくて大丈夫だよ
暁山瑞希
ちゃんと、話すから
暁山瑞希
………まふゆも、聞いてくれる?
朝比奈まふゆ
もちろん。そのために呼んだ
暁山瑞希
あはは。そうだよね
もう言い逃れできない。
もう隠すなんて真似はできない。
暁山瑞希
(ちゃんと話さないと。みんなに)
メイコに頼んでまふゆと奏以外は立ち入らないようにしてもらった。これで真剣に話ができる。他のみんなも語るのは、なんだか心苦しい。
暁山瑞希
(………話そう)
暁山瑞希
(もう、逃げるなんてできない)
重たい口を開ける。
暁山瑞希
…………あのね、みんな
どく
暁山瑞希
…………………
朝比奈まふゆ
なに?
暁山瑞希
えっと…………、っ……その
どくどくどく
朝比奈まふゆ
…………
暁山瑞希
あの、ね………
どくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどく
心臓の音が、うるさい
体が、震える
内側、から、………何かがボクを蝕んでいる
冷たい
嫌だ
逃げたい
怖い
気持ち悪い
嫌われたくない
暁山瑞希
っ……………
東雲絵名
瑞希!
暁山瑞希
え、な…………
宵崎奏
瑞希、ゆっくり。ゆっくりでいいから
暁山瑞希
奏…………
暁山瑞希
…………………
震えるボクの手を、絵名が優しく握る。
惨めに丸まるボクの背を、奏が擦る。
あたたかさが、伝わってくる。
暁山瑞希
っ……………
朝比奈まふゆ
…………………
暁山瑞希
(まふゆも、奏も。
 ボクの言葉を待ってくれてる)
暁山瑞希
(怖い、けど………)
暁山瑞希
(伝えないと)
ゆっくり。深呼吸を繰り返して。
暁山瑞希
ボク、は………
言葉を、手繰って。
暁山瑞希
数週間前、屋上でっ
暁山瑞希
そ、その……。行方、不明になってる。
同じ……クラスの、人に
暁山瑞希
告白っ……されて。そ、それで
包み隠さず
暁山瑞希
こと、わったら………。か、髪………掴まれて
暁山瑞希
て、抵抗した…時、………誤って
真実を___
暁山瑞希
その………人を、…………殺しちゃったんだ







朝比奈まふゆ
……………は

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