愛騎:あっ、、ぁぁっ、、、
爆豪:っ、、クソ女っ、、守宮!!おい!!
愛騎:五条悟、、私のお兄様、、、?私を、、見捨てた、、見て見ぬふりをしたっ、、お兄様?
伊地知:帳が降りています!!
五条:この気配、、前のと同じ、、僕だけ入らせない帳だ。しかも前よりも強力な。
虎杖:えっ、、じゃあ俺たちは入れるってこと?
野薔薇:愛騎ちゃんがいるんでしょ?!早く行くわよ!!
伏黒:もう1人いるだろ。確か爆豪勝己。あと勝手に行くな。
野薔薇:爆発だかバクゴーだか知らないけど、私は愛騎ちゃんを早く助けたいの!
五条:、、、分かってる。(守宮愛騎、、、愛騎なのか分からない。でも、だからこそ確かめなきゃいけない。)
虎杖:じゃあ俺らは先に言ってるぜ、五条先生!
伏黒:他のヒーローも来てるみたいですけど、、呪霊は俺らじゃないと祓えないですからね。
野薔薇:はっ、ヒーローも役たたずねホント!
五条:、、、相手は分からない。慎重にね。
虎杖:おぅ!
1年:(五条先生いつもより大人しいな、、)
五条side
僕は帳の上に立つ。
前よりも強力な帳、、、
もし愛騎だったとしたら。
だったと、したら、、、、、、
愛騎side
今、私たちは外にいる。
オールマイトが助けに来てくれて、、
夜だからだろうか、辺りもいつもより暗い気がする。
建物があったはずの街は平坦になっていて、瓦礫だけが落ちている。
、、、五条悟は、、いや、お兄様は、最強だと言われていた。
何故かは分からない。
私が今思い出したのは、家族との関係だけ。
未だに呪霊や術式のことはさっぱり分からないし、お兄様のどこが最強なのか。
お兄様の個性はそんなにも強いものだったのか。
そんなときだった。
急に辺りが明るくなった。
、、、と言っても、元々夜だからそこまで変わらないのだけれど、空に誰かが浮いていた。
あの髪色、、背丈、、、、
五条、悟、、、、お兄様だ。
オールマイト:オールフォーワン!!もうお前の好きにはさせない、、君の用意した怪物だって、対応してくれる「ヒーロー」がいるんだ!!
オールフォーワン:あぁ、、そうかもしれないね。でもね。私を捕まえたって意味はない。もう後継者がいるんだ。
オールマイト:っ、、
五条:何の話してるか知らないけどさ、もうとっくのとうに呪霊はいないんだよね。僕の可愛い可愛い生徒ちゃんたちが倒しちゃったから。
オールフォーワン:、、、はっはっはっ、、それはすごいなぁ。でもこちらには夏油くんがいるからね。いくらでも呪霊は出せるんじゃないかな。
五条:、、、は?傑が、、?
オールマイト:呪霊のことはありがとう!でもオールフォーワンは、、私が倒す!!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!