第56話

第伍拾伍話
1,060
2023/02/08 07:51 更新
爆豪勝己
さすがに花火大会初めてとか…
あなた
言っちゃうねぇ
爆豪勝己
まじか
あなた
まじだよ
ほとんどどこにも行ったことがない私。

流石に花火大会は行ったことがあると思っただろうが生憎行ったことは無い。
あなた
遠くから見るか音だけ聞くかって感じかな
そんな他愛ない会話をしているこの時間。

何気ないこと時間が1番幸せだったりする。
爆豪勝己
祭り自体来たことねぇのか?
あなた
そうだね、ないね
思い返してみても1度も来た記憶は無い。
あなた
だから今日、すっごく楽しみだった
連れてきてくれてありがとう
爆豪勝己
おう
笑いかけるとそれに答えるように爆豪くんも穏やかに笑い返してくれた。

そしてスっと目の前に手が差し出された。
爆豪勝己
人多いから、はぐれねぇように
びっくりして彼の手と目を交互に見つめていると
爆豪勝己
嫌ならいいわ
そう言って少し寂しそうに手を下げようとする爆豪くんの手を自ら掴んだ。
あなた
繋ぐ、繋ぎたい
そう言うと嬉しそうに歯を見せて笑った。

手を繋いだまま人混みの中、お祭り会場に向かって歩いていた時、遠くから悲鳴が上がった。
┄┄┄┄

※次の話から悲しめ展開に入るので苦手な方はすみません。

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