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第1話

本当の気持ちを隠してまで。
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2022/11/14 22:24 更新
あなた
あ、あの、、
つ、付き合ってください。
男子
はぁー?無理に決まってんだろ。
陰キャと付き合うなんて無理無理w
分かっている。私が一番分かっている。
今告白したのは本当の気持ちなんかじゃない。
誰でもいいから、側に居てくれる人が欲しかった。
周りにはもう彼女を作っていたり、彼氏を作っていたりしていた。
今日で何人に告白しただろう。
こんな事している自分を殴ってしまいたい。
だいたい告白した次の日が面倒なのだ。
女子
ねぇねぇ、聞いた?あなたって人また告白したんだってさ、
女子
聞いた聞いた。
よく陰キャなのに告白とかできるよねー、
月島奏多
ねぇ、ちょっとどいて?
私に聞こえるような声で意地悪女子は話していた。
クスクスと笑っている所に男の子が遮った。
月島奏多
あのさぁ。
月島奏多
恋愛って自由じゃん?
恋愛に陰キャとか関係ないと思うんだけど。俺。
女子
え、、でも、、
月島奏多
あとさぁ、本人居る前で話すこと?
すっげー時間の無駄だよね。
女子
ご、ごめんなさい!
そう言って逃げてしまった。
ちょっと助かったと思った一方、私の味方になってくれるなんて考えられない。
だって私はいじめられっ子だから。
あなた
あ、あの、、
月島奏多
ん。なに?
あなた
ありがとうございました、、
月島奏多
いや、別に?
でもあの女の子達、迷惑だね。
君名前は?
あなた
あなたの名字あなたです。
月島奏多
へぇー、可愛い名前だね。
俺奏多。
よろしく。
’’可愛い’’という言葉に違和感を覚える。
私は可愛いなんて言われたことないから。
ちょっと嬉しい、、
男子
おーい奏多ー!
ドッチしよーぜ!
月島奏多
おっ。
今行くー!
じゃあね、あなた
数分っていう時間だったけど、幸せだった。
私は現在小6。
まともに友達とおしゃべりをした事なかった。
そしてまさか奏多くん側から話しかけてくれるなんて思わなかった。
そしてちょっとだけど、私も話しかけてみようって思える瞬間だった。
クラス内で
私はいつも通り本を読んでいた。
別に読みたくて読んでる訳ではないんだけど。


美浜理菜
あー!その本持ってるー!
ある女子が話しかけてきた。
正直このクラスで私に話しかけたら私と’’同じ’’扱いされるから私に構わない方がいいのに。
あなた
こ、これ?
美浜理菜
そうだよ!本を好きなの?
いつも読んでるけど。
あなた
本....まぁどっちかと言うと。
美浜理菜
へぇー!
すごいねー!
あなた
あの、
あなた
私とお友達になってくださいませんか?
美浜理菜
友達?
美浜理菜
私たちって友達じゃないの?
以外なことを言われびっくりした。

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