分かっている。私が一番分かっている。
今告白したのは本当の気持ちなんかじゃない。
誰でもいいから、側に居てくれる人が欲しかった。
周りにはもう彼女を作っていたり、彼氏を作っていたりしていた。
今日で何人に告白しただろう。
こんな事している自分を殴ってしまいたい。
だいたい告白した次の日が面倒なのだ。
私に聞こえるような声で意地悪女子は話していた。
クスクスと笑っている所に男の子が遮った。
そう言って逃げてしまった。
ちょっと助かったと思った一方、私の味方になってくれるなんて考えられない。
だって私はいじめられっ子だから。
’’可愛い’’という言葉に違和感を覚える。
私は可愛いなんて言われたことないから。
ちょっと嬉しい、、
数分っていう時間だったけど、幸せだった。
私は現在小6。
まともに友達とおしゃべりをした事なかった。
そしてまさか奏多くん側から話しかけてくれるなんて思わなかった。
そしてちょっとだけど、私も話しかけてみようって思える瞬間だった。
クラス内で
私はいつも通り本を読んでいた。
別に読みたくて読んでる訳ではないんだけど。
ある女子が話しかけてきた。
正直このクラスで私に話しかけたら私と’’同じ’’扱いされるから私に構わない方がいいのに。
以外なことを言われびっくりした。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。