~教室~
ゾムが先に入って先陣を切ってくれた
私もその後ろをついていく
!……早速私に触れやがった!
せめて"陰キャ"ということで
スルーしていてほしかったなー…、、
一応「あなたの夢主ちゃんの名字!あなたの夢主ちゃんの下の名前!」と名乗る!
なるべく声を低くしてね!
ガタッ
席を立ったシッマがそう言う
大分効果あるなーw
普通に嬉しい。ナイスゾム!(o^-')b
?……どうしたんだろ。
私がそう返すとロボロは、
通学バッグからスマホを取り出し、写真を見せた
そこにはクロノアさんと私が写っている
アッハー…、、自白しちゃう系(?)ね?
ぐっ……!
それを言われたらおしまいなんよなぁ…。
そう言い切った後にゾムにアイコンタクトをする
………目が合ったのに笑うばかり。最悪だ!!!
お…!大先生その調子!
シッマ!それ言わんといてよ~……、、
大先生ならワンチャン騙せたのに!
うーん、今見逃してもらえるのはありがたい…
……けど!最後の笑顔は煽りにしか見えないよ?!
…………コイツを仲間にしたのが
間違いだったかもしれない。
ショッピとかにしとけばよかった~………
そう思い、席に着く
ふぅ……、まぁ授業は真面目に受けるかー…。
~放課後~
さぁさぁさぁ!
放課後の時間がやって参りましたが!
私はなんと………帰宅部でっす☆
愛が重い人達は多分部活やってると思うから!
何かしら!
だから私には今しか自由時間がない
と言っても過言ではない!
…………よし。急いで帰ろう。
~家~
ガチャッ
家だから声も戻していっか…!
誰もいないから何も返ってこないんだけどn…
………………why?
私は急いでリビングに行く
この人はヒロ。私の1つ下
ストーカー気質なところは、
見当たらないと思ってたんだけどなー……。
読みが外れたか!クッ……!
そんなドヤ顔だ言われましてもね~……、、
いや普通に泥棒と同じ事してるからでしょ。
どう考えてもわかるでしょ!?
そう思ったが、ヒロ君は、
あっさりと鍵を渡してきたから許すことにする
私の自由時間がぁぁーー!!!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。