ねぇ、ジョングクが日本語話せるか
ジョングクのことを”愛しの人”って呼ぶ時
伝わるかもわからないけど
お互いのことをよく知らないまま
愛を交わす方がいい
ただお互いのことが気になればそれでいい
ジョングクは私に誘惑に負けて欲しいの
ジョングクのその訛りが私を掻き立てるの
よくわからないけど、こっちへきて
私と踊って
踊って、ジョングクについていくから
動いて、どんどん緩んでいく
私を夢中にするまで離れないで
キスして、一回だけ
次またジョングクに会う理由になるから
心から、流れるままに任そう
考えすぎないで
時間は一晩中あるから教えてごらん
ジョングクが感じること全て
ジョングクは危険な匂いしかしない
真面目な話は出来るだけ避けたいけど
ジョングクのことなら、しっかり考えたい
落ちついて、そのままにしといた方がいい、
このままでいたいから
このままそばに、私のところにいて
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。