第8話

#6
309
2025/04/03 02:07 更新

ゲゲ郎
アンタこの者と会った事があるのか!!
龍賀孝三
知らない…何も…!
ゲゲ郎
知らぬ筈はあるまい!
ゲゲ郎
どこで会った!!
ゲゲ郎
この者は何処に居る!!
龍賀孝三
それは…僕の夢に出てくる人なんだ…
ゲゲ郎
夢などではない!この者は我が妻なのじゃ!!
水木
落ち着けゲゲ郎!
ゲゲ郎
どこじゃ!何処に居る!
龍賀孝三
知らない…ッ…許して…!
ゲゲ郎
このッ!



長田幻治
長田幻治
孝三様は嘘は言ってませんよ
ゲゲ郎
…ッ!
長田幻治
長田幻治
その絵の女性は孝三様の記憶にない想い人なんです
(なまえ)
あなた
水木
長田さん…あなたちゃんも…
ゲゲ郎
あなたのゲゲ郎からの呼ばれ方…何故…
(なまえ)
あなた
ごめんなさい
長田幻治
長田幻治
あのあなぐらに囚われたその女性に懸想した孝三様は、一族を裏切り彼女を解放しようとしたのですが
長田幻治
長田幻治
試みは失敗しました
長田幻治
長田幻治
龍賀に仕える"裏鬼道"の術に襲われて
水木
裏鬼道?
龍賀孝三
うぅっ…
長田幻治
長田幻治
孝三様は心を破壊されて記憶を失ってしまったのです
長田幻治
長田幻治
龍賀の者でなければ命も落としたことでしょう

ゲゲ郎
陰陽師の一派"鬼道衆"
ゲゲ郎
その中でも外法を操り破門されし者たち
ゲゲ郎
裏鬼道
ゲゲ郎
龍賀に拾われておったか
ゲゲ郎
我ら幽霊族を狩ってきた外道ども!
水木
何!
水木
(だったら…あなたちゃんも同じなのか…)
水木
(でも、あなたちゃんのあの顔…)
(なまえ)
あなた
…ごめんなさい…ゲゲ郎さん、水木さん…(悲
水木
(…あの子は、やりたくてやってる訳じゃないんだ…そうに決まってる)
長田幻治
長田幻治
あなたがあの女と夫婦であったとは驚きましたよ
長田幻治
長田幻治
すっかり狩り尽くしてしまったかと思っていましたからね
長田幻治
長田幻治
うれしい驚きです


ゲゲ郎
水木よ、下がっておれ
水木

(なまえ)
あなた
(どうしよう…このままじゃ、本当にゲゲ郎さんが…)
(なまえ)
あなた
(幾らゲゲ郎さんでも、あんな大人数に勝てるわけが…)
長田幻治
長田幻治
あなた、こっちに
(なまえ)
あなた
は、はい…
長田幻治
長田幻治
危ないので、私から離れないで下さいね
(なまえ)
あなた
はい、兄上…








ゲゲ郎
長田幻治
長田幻治
流石は幽霊族
長田幻治
長田幻治
それでこそ我らの術も生きるというものです
長田幻治
長田幻治
唵!



龍賀孝三
ひぃっ!出た〜っ!
ゲゲ郎
狂骨!
水木
狂骨だと?どういうことだ!
長田幻治
長田幻治
ただの狂骨ではありません
長田幻治
長田幻治
より強力な力を持っているのですよ




ゲゲ郎
ううっ…うっ…

ゲゲ郎
お前…たちは…!


長田幻治
長田幻治
吽!


ドサッ
水木
…!



龍賀乙米
よくやってくれました長田
ゲゲ郎
妻を返してくれ…
(なまえ)
あなた
ゲゲ郎さん…
ゲゲ郎
ワシはどうなっても構わん
ゲゲ郎
頼む…妻を自由にしてくれ
ゲゲ郎
このとおりじゃ
龍賀乙米
自由?バケモノのくせに自由ですって?
龍賀乙米
笑わせないでちょうだい
龍賀乙米
地下に潜ってモグラ同然だった幽霊族
龍賀乙米
その血に価値を見出して居場所を与えてやってきたのは
龍賀乙米
我ら龍賀一族なのですよ
龍賀乙米
お前があの女と夫婦だというならちょうど良い
龍賀乙米
つがわせましょう
龍賀乙米
子供を作りなさい


ゲゲ郎
そうか…
ゲゲ郎
やはり"M"とやらの材料は我ら幽霊族の血じゃったか
水木
えっ…
水木
何!
ゲゲ郎
不死の妙薬…
ゲゲ郎
まさかとは思ったが貴様らワシの妻からも血を奪ったのか!
龍賀乙米
えぇ…今この時もずっと
ゲゲ郎
貴様〜っ!!
長田幻治
長田幻治
唵!
ゲゲ郎
ううっ!

龍賀乙米
フーッ
龍賀乙米
少し躾が必要なようね





ゲゲ郎
う"っ…
水木
やめろ!やめてくれ!


龍賀乙米
フーッ
水木
乙米さん!



龍賀乙米
水木とやら…その首繋がったまま東京に帰りたければ
龍賀乙米
この村で見た事は全て忘れなさい
龍賀乙米
気に病むことはない
龍賀乙米
これは全てお父様の夢の為なのです
龍賀乙米
この国をあの屈辱的な敗戦から立ち上がらせ
龍賀乙米
再び世界に君臨させる
龍賀乙米
我が龍賀はその崇高な義務のある者なのです
龍賀乙米
大義のための犠牲となるなら幽霊族も本望でしょう






水木
龍賀乙米
そちらの社長さんにはよしなに
水木
情けない…
(なまえ)
あなた
…水木さん…




 う"う"う"ッ…




長田幻治
長田幻治
乙米様!
龍賀乙米
っ…
(なまえ)
あなた
あっ…(倒れるッ…)
水木
あなたちゃん!(抱
水木
大丈夫かい?
(なまえ)
あなた
…水木さん…助かりました
水木
いや、あなたちゃんが無事でよかったよ…
(なまえ)
あなた
…ありがとうございます…(笑




龍賀乙米
長田もう時間がありません
龍賀乙米
幽霊族の男は工場へ
龍賀乙米
それから村の者たちに時弥の当主継承の儀の準備を進めさせるのです
龍賀乙米
庚子が何と言おうとやらねばなりません!
長田幻治
長田幻治
承知しました奥様
水木
龍賀乙米
沙代も連れていきなさい
龍賀乙米
あの子は時弥と妻合わせ、今度こそ次の当主を産ませますから
長田幻治
長田幻治
はっ
龍賀乙米
ホントに残念だわ
龍賀乙米
あの子がちゃんとお父様の子を身ごもっていれば
龍賀乙米
さぞや力の強い跡継ぎが生まれていたでしょうに
水木
はぁ?
水木
沙代さんが?
水木
時貞の…
水木
あんた何を言ってるんだ?
龍賀乙米
そういえばお前に克典が何か言っていたようね
龍賀乙米
忘れなさい
龍賀乙米
沙代も龍賀の女
龍賀乙米
龍賀の女には優れた霊力を持つ子孫を産むために当主に身を捧げる栄えある務めがあるのです
水木
み…身を捧げるってまさか…


水木
ううっ…おぇ"ッ…(吐
(なまえ)
あなた
水木さん!
水木
ゲホッゲホッ…
(なまえ)
あなた
大丈夫ですか…?
長田幻治
長田幻治
水木
そうか…だから俺なんかに…
水木
最悪だ
水木
ここまで醜悪な一族に憧れていたなんて
水木
自分が腹立たしい
水木
あんた達は人間じゃない!
(なまえ)
あなた
…水木、さん…
龍賀乙米
長田

長田幻治
長田幻治
ボコッ(殴
水木
…バタッ
龍賀乙米
その男は土蔵にでも放り込んでおきなさい
長田幻治
長田幻治
はっ
龍賀乙米
あなた、あまりその男には情を持たないように
龍賀乙米
さもなくば…分かっていますね?
(なまえ)
あなた
はい…奥様…

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